ペンちゃんの絵画コンクール入賞をめざして、きみちゃんに絵を習いにやって来た俺たち。

 

そこへ乱入するかーやとレイちゃん

 

 

 

レイ子「話は、だいたい聞かせてもらったわ」

 

 

 

 

レイ子「コンクールに出品するっていうなら、あたしも身体かけて何かしてあげるわよ」

かーや「バカね。あんたの身体から出るものなんてアカくらいなもんよ」

観客(ワハハハッ)

 

 

 

きみえ「じゃあ、あたしたち3人でもう一度、体操の見本を見せてあげるわね」

 

 

 

ペンちゃん&ケント「はーい」

 

 

 

さすが恩田三姉妹、息ぴったり😆

 

 

 

よし! ボクたちも負けないゾ

 

 

 

レイ子「あんたたち、なかなかやるじゃない!」

ケント「へへ、ありがとうございます」

レイ子「まぁ、あたしほどじゃないけどイイ線いってるわよ」

かーや「レイ子、なんであんた上から目線なのよ?」

 

 

 

ペンちゃん「ボクの方がうまかった!」

レイ子「何言ってんの、あたしよ!」

かーや「レイ子、大人げないわよ」

 

あらら…ケンカになってる💧

 

 

 

 

(ベランダからの声)「じゃあ ボクたちが判定してあげる!」

ケント「えっ!?」

 

 

 

あっ…!

 

 

 

パンちゃんとコブちゃん!

 

パンちゃん「それでは、『きみちゃん体操』の優勝者を発表します!」

(手に持ってるのはマイクかな?😆)

 

 

 

パンちゃん「それでは…ドラムロールッ!」

 

(ドラムロール音)ドドドドドドドドドッ!

 

パンちゃん「栄えあるグランプリに輝いたのは…」

 

 

 

パンちゃん「ペンちゃんです!!」

 

やったね、ペンちゃん!!

 

 

 

レイ子「ふっ、どうやらあたしの負けのようね」

かーや「そうね」

レイ子「もうあなたたちに教えることはないわ。自由に羽ばたくがいいわ」

かーや「あんた、何も教えてないわよ」

 

 

 

パンちゃん「プレゼンテーターのコブちゃんより、ペンちゃんにトロフィーが贈られました!」

 

コブちゃん「おめでとう!」

ペンちゃん「ありがとう!」

 

 

 

パンちゃん「それでは、みなさん。ペンちゃんに大きな拍手をおねがいします!」

 

ケント「ペンちゃん、かっこいいよ!😆」

 

 

 

今日のペンちゃんは、最高に輝いてるよ!😆

 

 

 

めでたしめでたし!

 

…え? 結局、絵画コンクールの結果はどうなったかって?

 

 

 

ペンちゃんが入賞できたかどうかは…

 

ペンちゃんに口止めされてるので、俺の口からは言えません。

 

 

 

でもね、入賞してもしなくても、そんなことはどうでもいいんです。

 

だって、ペンちゃんに才能があることは、

最初にペンちゃんの絵本を読んだ俺が一番よく知っているから。

 

 

 

ね、みんなもそう思うでしょ?