仙台牛5等級 固体識別番号020●●●●●●8
出生地 山形県 2006年8月●日生 去勢(雄) 黒毛和種
転出 山形県 2007年3月●日 置賜家畜市場
転入 宮城県 2007年3月●日 刈田郡蔵王町
転出 宮城県 2009年1月2●日 仙台中央食肉卸売市場
と蓄 宮城県 2009年1月2●日 仙台市ミートプラント
※固体識別番号と日は伏字にしました。
◆仙台牛
・黒毛和種であり、仙台牛生産飼育体系に基づき、適正管理され、宮城県で肥育された、「A-5」「B-5」の牛肉。
ということで、5等級でないと「仙台牛」とは呼称できない。では5等級以外はどうなるかというと、「A-4」「A-3」「C-5」は「仙台黒毛和牛」となる。
ちなみに、松阪牛は2002年8月19日までは仙台牛と同様の格付け(A5、B5)だったが、現在は格付けに関係なく「松阪牛」の名称が使える(格付により「金」「銀」「特産」と区別)。ただし、松阪牛には「未経産雌牛」という基準がある。仙台牛は「去勢(ヌキ)」でもOK。
飛騨牛 4等級
※小間切は固体識別番号表示不要
◆飛騨牛
・岐阜県で14ケ月以上肥育された黒毛和種で、格付「A・B5」「A・B4」「A・B3」。
それ以外は「飛騨和牛」。
(よく「国産黒毛和牛」としてブランド表示なしで販売されている牛肉も、こういったブランド等級外のものが含まれている)
ということで、仙台牛はA・B5等級以上、飛騨牛はA・B5~A・B3等級。
等級だけでみると仙台牛が上位ですが、食べてみるとどうかということを比較。
結果はいいません 一方が圧倒的に旨みを感じました。ただし、写真を見ていただければ、部位が違うのがわかると思います。これだけで優位が決まるわけではありません。
飛騨牛も固体識別番号からデータを確認したかったのですが、残念ながら「表示義務がないので」と店の方に言われました。「教えてくれ」とは言えない雰囲気を感じて そそくさと退散。最近は飛騨牛も「安福号」のDNAが・・・という話も聞くし、食べるたびにバラツキを感じる。もっとも 他のブランド和牛よりも圧倒的に口にする機会が多いからという理由もある。よって、一回、食べただけという仙台牛(この後、数回食べたが)と飛騨牛の比較をするというのも何だが、たまたま試合したら一方が圧倒的でコールド勝したということ。
味は個体差があるので、等級は参考程度でいいかなとも思うのですが、「5等級」とか表示されちゃうとついつい購入してみたくなる。
●参考サイト
農水省トレーサビリティhttp://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trace/index.html
牛の固体識別情報 (独)家畜改良センターhttp://www.nlbc.go.jp/
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