発展するクウェートで感じたこと | 風になって ~世界の街から~

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旅好きkentinaの気ままなひとり旅。現在チェコ編を更新中!

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クウェートの中心部で見かけたハトの群れ。

平和の象徴とも呼ばれるハトですが、これを見て改めてクウェートという国を考えてみようと思いました。


地理的条件から、湾岸危機ではイラクに占領され、近年ではイラク戦争時に自衛隊が派遣されるなどして注目されたクウェート。

そんなこともあって自分の中では暗いイメージがつきまとっていたのですが、行ってみて感じたことは「急成長する洗練された街」であるということ。


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ショッピング・モールには他の湾岸諸国同様、高級ブランドが勢ぞろいしていますし、館内の時計はロレックスです。


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街中には花と噴水、そしてオープンテラスのカフェまであります。

歩いていると、あまりにもクウェートという国を知らなさすぎた自分が恥ずかしくなってきます。


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高層ビル群の中に、街中のオアシスのようなよく整備された公園が。

砂漠の中のシティー・リゾートへと変貌を遂げつつあるのでしょうか?


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それでも、ビルの谷間にはこのような美しいモスクが点在し、アラブらしさを感じさせてくれます。


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ミナレットや模様も美しいモスク。

サルヒア・コンプレックス近くにて。


他の湾岸の大都市同様、アラブと西洋が心地よくミックスされた都市でした。

でも、どこか独特な雰囲気を感じるのは、侵攻に耐えたクウェート人の気概の表れでしょうか。


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現在クウェートでは、あの世界一高いビルであるドバイの「ブルジュ・ハリーファ」を超える、1,000メートル級のビルを建設する計画があるのだとか。


今後もクウェートから、目が離せない日々が続きそう。


2010年2月

クウェートにて