島根・湯抱温泉旅行記 (1) 三次から出発 | 風になって ~世界の街から~

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今回お世話になった島根・湯抱温泉の「日の出旅館」です。

山奥にひっそりと佇む、秘湯という雰囲気がしっくりくるような宿でした。


今日はちょっと趣向を変えて国内旅行のお話を。

基本的に普段は海外旅行記を中心にお届けしているこのブログですが、しばらくまとまった海外渡航の予定もないこともあって(少なくとも年内は)、たまには国内旅行記も書いてみようかと思います。

そんなわけで、今回は島根に温泉旅行へ行ったときのことを何回かに分けてお届けしてみようかと思います。


私自身、海外旅行好きですが、国内旅行も実は大好きだったりします。

そんなわけで、今回は日ごろのストレス発散の意味も込めて、少ない休みでも行ける「1人温泉旅行」に出発しました。


今回の私の目的地は、島根・美郷町にある「湯抱温泉」です。

かつては斎藤茂吉も訪れたという由緒のある場所ですが、現在では知る人ぞ知る・・・といった雰囲気のように思います。



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このような析出物のすごい温泉、ということでも有名ですね。

(写真は日の出旅館の男湯。詳細は後日紹介。)


島根県の美郷町には、実は私が高校生のときにも一度訪問したことがあるのですが、その時にこの「湯抱温泉」という場所を知って、以来ずっと気になっていたのですが、この週末にやっと訪問することができました。


車の免許は持っているものの、しばらく運転していない私(汗)

さすがに車で行くのは不安なので、今回は公共交通機関を利用することに。


公共交通機関で湯抱温泉に行くには、主に以下の2つのルートがあります。

①島根県の大田市から石見交通バス(1日に数本)で、「湯抱神湯」または「湯抱温泉口」下車。

②JRの三江線、粕淵駅からバスまたはタクシー。徒歩でも行けなくはない距離です。


今回は行きは②のルートを、帰りは①のルートを選択しました。

というわけで、まずは名古屋から夜行バス「セレナーデ号」で広島県の三次へと向かいました。


三次には朝の5時45分ごろ到着。まだ真っ暗な中、最寄駅・粕淵に向かう三江線の時刻を確認しました。



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一番右が三江線の時刻表です。列車は1日5本のみです。

時刻を確認したところ、次の列車は10時03分発のようでした。

それまで4時間以上ありますので、適当に時間をつぶすことに。


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幸いなことに駅の近くにはオープンしてそれほど経っていないと思われるインターネットカフェがあり、こちらで時間をつぶすことができました。

そのほかには、ちょっと歩いたCCプラザという施設の横に24時間営業のマックがありました(右奥)。


三次は人口約59,000人。広島県北部の中心都市とあってそれなりに大きな街のように感じました。


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ターミナルとなっている三次駅にて。広島へも1本で出られます。


さて、時間になったので駅に戻ります。私の乗る三江線のホームはと言うと…。


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はるか先のほうにありました(汗)

0番線と言う、不思議なホームからの出発です。

最初はどこにあるの?、と焦りました…。


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こちらが今からお世話になる、石見川本行きです。

休みの日と言うこともあってか、発車時刻になっても、乗客は10人ほどでした。

それでも地元の方々の貴重な足になっていることは間違いありません。


列車は三次を出ると、江の川に沿って進んでいきます。


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こちらがその江の川です(三次市内にて)。

江の川と言えば、島根県の江津で日本海に注ぐ川で、山陰を代表する河川であると小学校だったか中学校だったかのときに習った記憶があります。

ここ三次では上流のほうですが、それでもこの川幅です。


ちょうど周囲の山々の木々の葉も色づいてきた季節です。ここからしばらくは、川の景色を楽しみながらの、のんびりとした旅となりそうです。


長くなりそうなので、続きは次回にでも・・・。