住生活基本計画とは?
-----------------------------------------
生活基本計画とは2006年(平成18年)にできた
「住生活基本法」に基づいて、
「国民の住生活の安定の確保及び向上の促進に関する基本的な計画」
として作られている計画です。
2006年といえばサブプライム問題(2007年)やリーマンショック(2008年)の
直前で国内の景気に回復の兆しが見える中、高齢化が一段と進行。
日本の人口がピークを打ち、世帯構成もその中心が標準家庭と言われる3~4名の
核家族から独身男性&女性に徐々に変化し出した頃です。
つまり良くも悪くも規制緩和による変化の兆しが見えた節目の時期でした。
それまでの住宅政策は1966年度(昭和41年)~2005年度(平成17年)まで
8次にわたり策定された「住宅建設五箇年計画」という
住宅の建設戸数を目標に位置づけた政策でした。
つまり、量を中心に考えられた政策でしたが、
前述の理由により“量より質”重視の政策に転換する必要性が生じ、
「住生活基本法」が誕生したのです
空家再生なら『建築商売』