今朝メールをあけたら同じ大学に通っていた友達が入りたかった会社に内定したという報告を寄せてくれていた。彼女はフランスに興味があり、どうやらしたいことが叶えられる環境があるような会社に決まったらしい。それを聞いてなんだかとてもうれしかった。やりたいことをできることは、その時その時の精神状態にとても作用するだろうし、次の目標が持てるからだ。

 ぼくは今の会社に本当に不満が溜まっている。新聞社の広告営業をしているのですが、会社に入ったばかりの時に上司が言ったことは、「問題が起きたら俺たちがどうにかするから。」でも実際は、他のスタッフが起こしたトラブルを収集するために彼らの顧客のところに謝りに行かされたり、別のタイ人営業とある顧客を取り合いになった時には上司不在でその顧客に「どうにもならないんです。社内の事情をお話して申し訳ないのですが、どちらにお任せされるか選んでください。」と聞いたこともある。社会人1年生で他の先輩が面倒を見なかったインターンシップの学生と営業先を回り歩いたりもした。育てられてもないのに、知識が不十分なままで人にものを教えるような環境を作ったり、背景をあまり知らされないまま「謝ってきて。」とだいの大人が平気な顔をして言うような会社です。日本語の出来ないタイ人スタッフに日本語で書き置きをしたり、いざぼくがやめるとなるとあまりお世話も何もされてないのに「監督不行届きでした。」と言い出す人までいる始末。これじゃぁ、いくら製作側が2時3時までコンピュータいじって作成したところで、事故は減るわけがないでしょう...はじめから、「ほったらかしにするから。じゃぁ。」と言われればまだがんばれる。でも、言われたこととしなければいけないことが違うようなことでは、学校出たての半人前のぼくでも嫌気が差す。先輩がした翻訳を直していると、電子レンジをマイクロウェブなんて書いていて、「こんなものが新聞に載ったら…」なんて青ざめたこともあります。

 上に立つひとがその業界で経験不足だったりしてそれでもし、「あいつは仕事を分かってない。」と何のサポートもなく言われたら、どうしますか。仕事が理解でき、それを人に教えることができる人とぼくは働いてみたいです。次の会社は、本当に慎重に選んだ会社なので、こういうことが起こらないことを願います。一つ一つの言葉の意味が分かって、それを使い分けられる大人にならないと、仕事なんてできないんだな。そう感じた9ヶ月間でした。来週の金曜日でそんな会社ともおさらば。