こんにちは!東京・大田区にある
KEN-ELT英語学習専門校
(http://www.ken-elt.jp/ )の代表Kenです。
前回は、リスニングの授業で、英語教師との運命的な出会いをしたことをお話しました。
リスニングを通して、さらなる英語力のアップを狙っていた私ですが・・・高校3年になり、その先生の新しい講座が始まりました!
タイトルはずばり・・・
「英語速読リーデイング」
「速読」という単語の中に既に、「読」が含まれているので、「リーデイング」をつけることで、言語的には、重複していますが、こういう講座名だったんです。(笑)
大学受験の英語では・・・「リーデイング」がメインになります。
なので・・・
いかに速く、かつ適確に、内容を把握できるか
が勝負なわけですね。
前回お話しましたが、上智の英語学科の問題量がものすごかったので・・・まさに、そんな私には、ピッタリの講座ができたわけでした!
内容はというと・・・
英語の文章の構造を分析して、重要なところのみを頭に入れていく
というものでした。
英語では、まず、
「トピックセンテンス」
という文で、書き手のメイン・アイデイアを表現します。
そして、
「具体的な例」
を提示し、自分の見解を示していくわけです。
つまり、「結論」を最後までのばす日本語の「起承転結」とは違うのです。
考えてみれば・・・
英語の構造
にも同じことが言えますよね。
つまり・・・
主語をまず置き、その主語の行為(動詞)を置き、最後に何を(目的語)や場所などの補足情報を置くわけです。
例)
I bought a novel in London yesterday.
つまり、英語の場合・・・
頭から理解していかなければ、リスニングやリーデイングの際に困ります。
内容がどんどん頭の中を通りすぎていってしまうのです。
それでは、
日本語の構造
はどうでしょう?
まず、主語を置く点では一緒ですが(英語と違って、よく省略されますが。)・・・
肝心な行為(動詞)は最後に置かれるわけです。
場所や時間などの補足情報も、動詞の前に持ってきます。
例)
*上の英語例と対応させてください。
「私は、昨日、ロンドンで小説を買いました。」
何が言いたいかを理解するには、最後まで待つ必要があります。
つまり、途中を聞き逃しても、重要な情報を逃したことにはならないのです。
こうした違いが、日本人の英語リスニングやリーデイングに影響を与える
ことは明らかですね。
よく、「英語を英語のまま理解する」とか「英語脳」を養成するとか言いますが・・・
つまりは・・・
”英語の語順”で理解していく
訓練をするということです。
*KEN-ELTのリスニングとリーデングプログラムでも「速読」の考えを取り入れて教材化しています。
また、家庭でも養成できるように、こちらで図書室から教材をお選びし、学習法をも指導しています。
さて、この「速読」を学んだ私ですが、これをきっかけに
「現代文」
がわかるようになったのです!
「現代文」は、「論文」が主ですが・・・この論文の構成が、
英語の論理
の影響を受けて書かれていることに気がついたのです!
つまり・・・
まず、作者が主張したい文を探しだし、
「しかし」や「それゆえ」などの接続詞で文のつながりを読み取り、
速く適確に文章をとらえる
という点では、英語と一緒だったのですね。
ここから、私の現代文の力は上がっていきました!
海外に行くことで「日本」という国がよくわかる
と言いますが、
外国語を学ぶことで「日本語」というものがわかる
ということもまた真実です。
最後に、これを指摘した
ドイツの詩人ゲーテの言葉
で締めくくりたいと思います。
大学時代に学んだドイツ語の知識が少しは役立ちそうです。(笑)
"Wer fremde Sprachen nicht kennt, weiss nichts von seiner eigenen."
(外国語を知らざる者は、自国語を知らざるなり。)
Frankfurt am Main, Deutschland
(Frankfurt, Germany)


