オトコのウエディングプランナーってどうよ?

オトコのウエディングプランナーってどうよ?

フリーランスの男性ウエディングプランナーはぎはらひろむねがブライダルについて赤裸々に本音で語るブログ


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こんにちわ。ケントです。ボクの大好きな言葉(四字熟語)があります。それは『和魂洋才(わこんようさい)』という言葉です。意味は「日本人としての精神を堅持しつつ、西洋の学問・知識を受け入れること」(大辞林 第三版より)とあります。その考え方・精神は、まさに明治維新のときに大爆発して、立ち遅れていた日本が急速に先進国へ追いついてゆく礎になったのではないかとボクは考えています。

 

 

日本の婚礼の風習は明治時代以降、それ以前は武家や公家など一部の上流社会で行われていたものが、庶民のものになった...というものが多いようです。その中のひとつが『結納(ゆいのう)』です。みなさん、この『結納』という言葉を聞いたことはあるかと思いますが、その内容については詳しくご存知ない方が多いのではないでしょうか。ブライダル業界にいる我々でさえ、本当に詳しいひとは少ないかと思います。ボクが勤めていたホテルでは毎週末、レストランの個室や小さな宴会場で「結納式+両家顔合わせ会食」がよく行われていました。おそらく当時より件数は減っているかもしれませんが、今でも行われているはずです。

『結納』とは、結婚することが決まった新郎新婦の両家が、金品を贈り、結納品を取り交わすことで両家の関係をより深いものにする儀式です。日本独自の婚約の儀式といえるかと思います。

 

「プロポーズが終わったんだけど、これからどうしたらいい?」たまにカップルやその親御さんから聞かれることがあります。自由恋愛の現代社会では、ここから両家の親御さんが初めて正式に会う「両家顔合わせ」なんですよね(時代劇なんか観ていると、親同士が勝手に結婚を決めてきてしまって、本人たちの意思に関係なく結婚相手が決められてしまっていた頃に比べたら、幸せな時代です)。そしてこの「両家顔合わせ」の際、「結納」をするかしないかと悩まれるワケです。昔は仲人さんがいたので、仲人さんが取り仕切ってくれたんですが、今は仲人さんがほぼいませんので、新郎新婦さんやその親御さんご自身が『結納』のご準備をすることになります。先日、『結納』をしなかったとある新婦さんのお母様から、新郎家から結納金をもらったんだけど、どうしたらいい?とご質問を受けました。また、別のお客様では結婚披露宴のお料理の試食会を両家顔合わせとし、そのとき両家で結納の品(ドレスとタキシード)を交わすそうです。正式な『結納』はせずとも、このようなことはあちらこちらで起こっているのだと思います。仲人文化の衰退や自由恋愛の進化で、『結納』という日本の伝統的な文化が、姿カタチを変え、わずかながら水面下で残っているという感じでしょうか。

今、我々のブライダル業界では「和婚」という言葉が長くブームとなっています。ブームというより、すでに定着していると言っても過言ではないかもしれません。現在、神前結婚式は全体の2割を超える程度まで増えています(昔はほとんどが神前結婚式でしたから、正しくは盛り返している)。実際、弊社のお客様でも神前結婚式は増えているという実感があります。ボクは日本古来(一説によると1,300年前)より続く『結納』も、再びブームそして定着すれば良いのになあと思っています。それは単に日本古来の伝統や文化を守るということだけではありません。「結婚する」「家と家が繋がる」ということの意味を、新郎新婦そしてその家族が、その『結納』の瞬間に、深く感じる、深く考えることになるからです。※正式な『結納』については後日動画でお伝えいたします※

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