二十六発目。 息子へ謝罪。
子供の容態が、いかに急変するのか痛感しました。
まだ、風邪が直り切らない息子は保育園を休ませ、私の実家へ。
お昼休みに電話をするととても機嫌がいい様子だった。
仕事帰りに妻が、息子を迎えに実家へ。
仕事から帰り、私がパソコンに向かい、コメントなどを書いているときに二人が帰ってきた。
それからは息子をひざの上に置き、再びパソコンに向きなおした。
私のひざの上からいたずらをする息子。
息子の体が小刻みに震えている。
息子の顔を肩越しに覗き込むとあくびをしていた。
まだ、ふるえが続いている。
様子がおかしい。
息子が帰ってきてから、一度も息子の声を聞いていない。
声をかけてもいつもと様子が違う。
妻に知らせる、やっぱりおかしい、変だ。
急いで救急病院へ車を走らせる。
車から抱きかかえて降ろすとまだ震えている。
熱を測ると、40度。 最悪だ。
震えていたのは、急激に熱が上がる前触れらしい。
私のひざの上で診察を受ける息子の体は、もの凄く熱い。
安静にして、朝になったら小児科へ行くように。 それだけの指示。
アパートへ戻り部屋へ入ると息子はすごい勢いで泣き始める。
急いで妻は病院へ電話を入れる。
高熱で辛くてつらくて、それでも泣くことしかできない息子。
そんな息子を泣きながら、抱きしめてやることしかできなかった私。
無力だ。
何が父親だろう。何が大人だろう。 ずいぶんとちっぽけな存在だ。
大切な息子対し、何一つできなかった私。
自分のお腹を痛めて産んだ妻はもっと辛かっただろう。
処方された薬のおかげか、実家へむかったらぐずりながらも寝てくれた。
しばらくは泣いたり、起きたり。
そしていびきなのか、寝息なのか、鼻を鳴らしながら寝ていた。
朝には、やっと息子のいつもの声が聞くことができた。
息子へ。本当にごめんね・・。ごめんなさい。
君の苦しみをすべて、私が引き受けることができるのならどんなにうれしいか。
いつも君の笑顔を見ていたい。
いい夢見てね。
毎日みんなが笑えるといいね。