東日本大震災からいちねん | ヨシケンブログ~震災を乗り越えて

東日本大震災からいちねん

今日(3.11)で東日本大震災から一年が経ちました。

今日私は会社で一人で黙祷をささげました。

この一年は自分が社会人にやっとなれた年でもあり
僕の愛する東北が津波の被害を受け福島が放射能という問題にさらされた年でもあり
みんなとばらばらの生活を歩んだ本当に試練の一年でした。

今まで故郷を離れて生活していても毎月一回は家族に会い、地元のみんなとサーフィンをしていて
本当に今まで仲間にも恵まれ最高の25年間でした。

毎月帰ってもみんなもやさしく迎えてくれ、共に泣いたり楽しみを分かち合ったり
本当の仲間が福島にはたくさんいました。

福島の人のよさを改めて痛感しています。

地元は田舎だけどはこれからもっと発展するだろう。
人も増えいつかは地元で商売をしようと考えていました。

だから僕も海外へいったり長い間学生をしたりし
親に負けないビジネスをし地元で幸せな生活を送りたいと考えていました。

震災後からはそれぞれの生活もがらっと変わり
みんなに会えないことが本当に苦痛で仕方ありませんでした。

僕の地元は原発から21キロ内にあり
5000人ほどの人口のうち200人程度が帰省し生活をしています。

今となっては僕の町は作業員の基地と化してます。

汚染物の処理場でもあり

海岸線には汚染された防具服が山積みに何キロも積み重なっている。

海は汚染されサーフィンも出来ない。

いつ原発が爆発してもおかしくない中


僕の両親は放射能を浴びながら作業員に宿を提供しています。

今までは恥ずかしくて言えなかったけど

[26年間今日まで僕を育ててくれてありがとう]

といいたいし普通の人では絶対近寄らない場所で
今もなお人の為に働く

日本を守るために働いてる両親を見て

本当に尊敬出来た。

これから収束まで30年いやもっとかかると思います。

だからこそ僕も福島のために何か出来ることをしなければならないとおもう。

いつか地元に戻って両親のように立派な人生を送ることを決意し
これから自分がどうしたいか明白にしたいと思います。

そして、この日を永遠に忘れず毎年

3月11日午後2時46分18秒

には黙祷を捧げていきたいです。

これからもがんばっぺよー

東北は強いべ

福島人は優しいけど怒らすとこえーぞ

東北が復興するにはまだまだ時間はかかるけど
これからも一人ひとりが前向きに生きてけることを祈ってます。


あと、最後にひとつ東電に物申したいです。

なぜうそをついたのかはっきりしてほしい。
だから今となってうそがばれ国民の信頼を裏切ってる。
もちろん、僕も昔から国の持ち物(東電)なんて信用してない。

僕は、住所も変えてるので一切補償金など入りませんが
福島を住所にしている方々にちゃんと補償してほしい。

そして、一回だけの謝罪だけではなくしっかり謝罪してほしい。

あと、東電の社長が今日被災者の場に顔も出さず
スクリーンごしに謝罪したらしいではないですか?

天下りで生活してた幹部達は本当にいいご身分ですな。
社長なんて判子押してるだけなんだから毎日被災者の前に現れて
誠意を見せるのが普通ではないのですか?

みんなが一人ひとり違った人生を送り

震災で幸せになったひと

震災で不幸になった人

それぞれだと思います。

もちろんあんたらみたい贅沢な生活は出来ません。

でもこれだけはいいたいです。もう俺らには戻る故郷がないんです。

故郷を失った人たちの気持ちを理解できる?

みんなお金より地元で生活が出来ること願ってるんですよ。

まっみんな前向きにがんばってるからその気持ちはわかってよ。。。とうでんさんよ-

これから信頼を取り戻すのは大変だぜー!!

これが今も変わらない僕の気持ち。