新年のことでも・・・・ | 傷ついた里親に寄り添うブログ

新年のことでも・・・・

書く程のことが特になかったので、年明けの時の話しでも。




うちの地区には荒神さんっていう小さい社があって、そこで新年を迎える儀式をしています。

と言っても、ずっと昔から続いているものではなくて、地域おこしの一環で始めたようなもので平成に入ってから始まったものです。


で、それを運営しているのが自治会「むくの木会」です。

名前の通り、お社の脇に樹齢400年ぐらいだったかな?大きなむくの木があります。

で、実働部隊は若手(といっても上は50代までいる)のあつまりむくの木会若衆がやっています。

おいらもそれに入っていて、今年で3回目でした。


若衆に対して総代という、まぁ若衆を引退した人たちの集まりもあって、若衆総代でそれぞれ法被があります。

新年の儀の時には、その法被をきるんだけど、総代はスーツの上に法被なんだけど、儀式に参加する若衆は、白いインナーの上下に白依(はくえ。漢字が違うかも??すっごい薄い生地です。)、白足袋下駄という、とっても寒い井出達です。

儀式の時には法被下駄は脱ぎます。

めっちゃ寒い衣装です。


気になる新年の儀のないようですが、、、

0時を迎えると、まず大太鼓を5回たたきます。

そしてお払いをします。これは総代の代表が巫女さんひきつれて、お社とか井戸とか御神木(上に出てきたむくの木)、そして参拝にきている人たちを塩と御米とでお払いします。

そして、総代若衆年男年女の人たちとお参りします。


ここから本題の儀式が始まります。

それは、献茶の儀

まず、火をおこします。もちろん人力で。

昔の火起こし器のようなもので必死こいて火をおこします。

年によってはなかなかつかないことも。

担当者はあせりまくりです叫び

まぁ、今年はまずまずのスピードで火がつきました。


火がつくと、その火をお湯をわかす薪にうつします。

おいらはこのお湯沸かす火の担当。

囲炉裏みないに鍋を焚き火の上につるしてお湯をわかします。


で、火がつくと水を井戸に汲みに行きます。

10メートル弱離れたところに数人が木の桶?バケツ?持って水を汲みに行き、まずはお湯を沸かす鍋に注ぎます。

そして大桶に新年の若水として水を満たしていきます。

去年はおいらは水運びしてて転んで水浸しの泥だらけのつまずいた足の打撲と散々な目に。

おかげで去年は散々な年だったような気がします。。。ドクロ


その話しは置いといて、桶が水がいっぱいになったら、巫女さんが鍋からお湯を汲み取りお茶を入れます。

激しく燃え盛る焚き火に臆することなくひしゃくでお湯を汲む巫女さん

おいおい、衣装に火が移るんじゃ?という程の火の勢いにもまったく動じず、見守る若衆や観客が心配の声をあげてました(笑)

脇にいる若衆の一人が袖が垂れないように持っているとはいえ、あまりに大胆に火が弱まるタイミングとかまったくとらずに手を伸ばすんですもの。

まぁ、緊張してたんだと思います。

巫女さんは地元の女の子がやるんですが、処女がやるってのを任命する人は気にしているみたいで、年々若年齢化の道を辿っていますあせる

今年も小学5~6年生ぐらいだったかと思います。


で、献茶の儀が終わると、一般参拝客の初詣タイムです。

今年は恋龍のメンバーが初詣に行くとメールがきたので、こっちにきてよと呼び寄せました(笑)

写真は恋龍のメンバーと撮ったやつです。


今年こそは良い年でありますように・・・(。-人-。)