もうすぐ県議選と市議選 | 傷ついた里親に寄り添うブログ

もうすぐ県議選と市議選

今日は日記に書くようなことがないので、前から書こうと思っていたこの話題。



もうすぐ熊本県議会議員選挙水俣市議会議員選挙が行われます。

なんか今回の選挙って、前回の市長選と同じく産廃問題を焦点に持っていこうとしている感じがプンプンします。

実際、市民には産廃問題が焦点だと思っている方も少なくないかもしれません。

しかし、産廃問題って焦点ではないと思うんですよ。


前回の市長選では産廃問題で前市長が負けたのは明らかですが、産廃問題を煽るだけ煽っての選挙戦というのは見るに耐えませんでした。

選挙が終わったら某産廃阻止団体の事務所は閉めちゃいましたしね。


今回の県議選市議選でも、産廃問題を前面に押し出して、と言ってもどちらも共に産廃に反対のスタンスではあるんですが、どっちが正しいだの、あっちはおかしいだのというやりあいです。


もちろん産廃が水俣にできるかどうかっていうのは非常に重要なことです。

それに疑いの余地はありません。

しかし、それを選挙の焦点に据えて選挙戦を行うことで、市民がいまいち産廃阻止に向かって団結できていないことは明らかです。


先日、県知事も指摘したそうです。産廃に反対なのはわかった。しかし、どうしてそんなにバラバラに陳情にくるのか、と。

色々な団体、組織で別々に産廃建設に許可を出さないよう陳情に来ているそうです。

今、産廃阻止に一番重要なことは市民が一致団結することです。


産廃阻止の動きも一本化されるよう動き始めていますが、選挙の争点になっているのであれば、簡単には一本化できません。

というか、不可能に近いですね。


水俣市民も、もっと何故産廃建設に反対なのかを考えなくてはいけません。

水俣も産廃を出しています。余所の地区の産廃処理場に出しています。

水俣の資源ごみリサイクルは余所から視察に来るぐらいしっかりと行政・市民が一丸となってやれています。

しかし、私はゴミの減量化はまだまだ進んでいないと思います。

単純に資源ごみが減った分産廃が減っただけだと思います。


とにかく、他人に、何故産廃建設に反対なの?って聴かれた時にはっきりと理由がいえるよう普段から色々考えないといけないのではないのでしょうか。



私の意見

1.水源付近への建設で、もしもの事体のときに悲惨。

2.水俣病問題も終結していないのに、なんでこの話をこの地に持ってくるの?

3.環境首都を目指している水俣につくるなら水俣内外の誰もが納得できる安全な施設なのが大前提。

4.水俣はリサイクル関連の事業所等、エコを主題にして企業誘致をしているのに、産廃建設はあきらかにマイナス。


2.なんてホントに感情論なんだけど、水俣に生まれた人にしかわからない感情だと思うんですよ。

あとわかるとしたら四大公害の他の3つの地区の方々でしょうか。

「なんで水俣なの?」ってただの我侭に見えるかも知れないけど、その根底の部分を感じて欲しいですね。



な~んてことを、選挙のビラが回ってくるたびに考えたりなんかしています。。。