やっとブログを書けるこの時期がやってきました。
(リリースのせいにするな)
今回もとーっても長くなりそうですので
お時間あるときでもゆっくり読んでくださいね。

まず先日のさこてぃこと槙田紗子さん連載する
「マキタジャーナル」の公開取材ということで対談のお話を頂きイベントにお邪魔させて頂きました!すごくさこてぃ愛に溢れた空間だったなぁ。

寂しさとか忘れてみんながこの時間を純粋に楽しんでるのが伝わってきて自分もすごく楽しかった。「2DAYS」「Perfect Sky」のアコースティック披露もしました♪

とにかくさこてぃと来てくれてた皆さんの笑顔が嬉しくなってしまい、笑えるエピソードばかり探してしまったけどよく考えたら取材だったんですよね、、、あとでクルーに怒られること言わなかったか不安です。
きっとさこてぃが上手くまとめて掲載してくれることでしょう(笑)
生い立ちからいろいろとお話させて頂きましたので来月の掲載ぜひチェックしてくださいね♪

さて!いよいよ13日にPASSPO☆New Album「Beef or Chicken?」が発売となりました!今回はいつもに増してあの子達の魅力がたくさん詰まったアルバムになっていると思います。
「アメリカンガールズロック」というコンセプトをクルーがさんざん口にしてきましたが
きっと最初は何何?という感じだった方もいたかもしれないですね(笑)
新たなとはいえこれまでの経験をちゃんと活かせるものにしたかったし
結局はPASSPO☆というジャンル、世界を生み出したい一心なんですよね。ただそれだけ。
だから自分と竹中先生の中で真新しいものという概念はなかったですね。

すでに先生の素晴らしいライナーノーツもあるのでhttps://note.mu/takenakanaketa/n/n417f7ba9af2f
また少し違う制作的な視点から今回の新曲群を語ってみたいと思います。

1.Immigration Control

このブログで今回も募集させて頂きましたアルバムOPSEタイトル。
実は募集の他に一人玉井杏奈さんから案があがりました(笑)
それが「Immigration Control」
もともとアルバムタイトルを決める際にあがった一案ですが、新たなPASSPO☆の世界に皆さんを入国させる。そんなような意味合いを話してました。もちろん皆さんから頂いた案もふくめ公平な投票の上、玉井さん案が選ばれました。
普段詩を書けば?と話しても書いてこないくせに決まった時は玉井さん喜んでおられました。
今回もタイトル案をコメントしてくれた皆さんありがとうございました!


いつも通り大好きなリフを詰め込んだような展開で一曲目に繋がるスピード感を意識してみました。途中でライトハンドが続くとこは先日のフライトでグランドクルーKENTAROさんから「さすがに疲れるわ!」って怒られてしまいましたが(笑)それでもスタンディングで弾ききるのは流石でございます。ぜひギタリストの皆さんも試してみてね♪

2.HONEY DISH

今まで様々な楽曲をPASSPO☆ではトライしてきてどれも大切な曲ですが、
自分と竹中先生の中でこれまで共通して得意としている世界観があって
既存曲でいうとマテリアルGirl, キス=スキ,Love Diary,キャンディールーム、くちゃLOVEのような世界観ですかね。自分の中ではそれまでアルバムなどで入れてもらえてうふふな一曲くらいな
感じだったんですが

アルバム制作に入るにあたって今回クルーと先生、事務所の方と話しあった上で
その世界観をリード曲として書いてほしいという話がありました。
そして出来たのが「HONEY DISH」です。
まぁ言われてみれば自分と先生の中で得意とイメージする世界観がきっとPASSPO感なんですもんね。自分にとってはとても有り難いお話です。
もうすでに何回も披露してきてますが、クルーが生き生きしてステージで披露して観ていて幸せな気持ちになります。

今回は衣装にしてもMVにしてもめちゃくちゃ可愛いですね♪
きっと女性の方にも共感して頂けるんじゃないかと思います。

3.いたずらRock'n' Roll

アメリカンといえば自分の中ですぐイメージ出来たのが野外のスタジアムロックですよね。
全員で一体になって声を出せるそんな曲をいつかの為に作りたいと思いました。なんとなくデモの時点でロケンローというワードがはまっていたのでもちろんPASSPO☆のロックスターみおみおに歌いだしをお願いしました(笑)先生も話していたようにみおの表現力がうまく活かされた曲だと思います。個人的にはもりしパートの「近所の子犬もー」ももりしの少年的な声がはまっていて好きだし、1番Bメロのなおみんとあんにゃの掛け合いも2人のアメリカンなキャラが出ていて好きです。

ギターソロ前は自分の中でSTOMPのようなミュージカルのようなイメージだったのですが、何も言わずに先生がその世界観の振りをつけてくださったので流石と言わんばかりでした。乾杯の振りはみんなでしましょうね♪

4.「Not in theory」
この曲ではさこてぃが作詞をしてくれました。
先生も語っていたように決してこういうハードな曲感を得意にしてるわけではないですが
こういう詩のニュアンスを描けるのもやっぱり彼女だけなんですよね。そういう意味で自分はこれまで多くの曲をあの子に頼ってきたんだと思います。タイトルは理屈じゃないといった意味合いですが、すごく理屈っぽいです(笑)
自分も人の事言えませんが、、、

さこてぃって美しさが強さというか完璧なものにいつも憧れを抱くんですよね。
すごく芯に強さと頑固さを持っている子だけど表面がそれを上回るビビりなんですよね(笑)
それがあの子の魅力でもあると思うし、きっとこれから多くのことを学んで器用貧乏と言われようと芯をこのまま出せなくても表面をいつか輝かせていくのがあの子の美学なのかなーなんて思ってます。
そんな強さへの願望がこの曲には描かれているんじゃないかなと思います。

演奏はグランドクルーにやって頂きました。
HIMAWRIさんのツーバスと$pykeさんのベースの重低音がたまらないですね。
間奏ギターソロのPANTHERさんとKENTAROさんの掛け合いもやばい(笑)
今回のコンセプトの中では少しハードに振りきりすぎた曲ですが選曲してくれたクルーやスタッフさんに感謝ですね。

6.「ヘブンズバーガー」

この曲はみおみおが作詞してくれました。
すごくみおらしい世界観ですよね。
とにかく今回のコンセプトでもあるアメリカンなワードをたくさん使ったものにしようと打ち合わせしてから本人からあがってきたのがいきなりそのままアメリカに旅行しちゃうストーリーなんだから可愛いですよね(笑)とにかくハンバーガーって言葉を入れたかったらしく
だだっこか!って思いながら完成していきました。そんなみおのだだっこ感も主人公からは出てるんじゃないでしょうか(笑)
常に情景が動いてるのでドラマのように展開していく世界観が楽しい曲だと思います。

歌割は詩が出来た時点でPASSPO☆の萌え声三人衆みお、あいぽん、なちゅに任せればきっと問題ないとすぐに思いました。実際想像以上の可愛さですよね♪
シャッフル感といえば「夢パスポート」に繋がる世界観なのかなと個人的には思っています。

7.「ハイテンションエモーション」

この曲ははっちゃけ隊曲としてなおみんが作詞に関わっています。
とくになおみんだけにお願いしたというわけではなく今回4人それぞれに一回デモを
渡してみたんですよね。それぞれ個性出ててほんと面白かった。
まずもりしからあがってきたのが、

「よさこい」とかお祭りに関するワードを取り入れる。

ん?? これは詩じゃなくて、提案だよね。。
さすがはメインボーカリスト。あとは頼むよ的な?

次にゆっきーはすごく切なくなるか弱い女性の恋愛を書いた歌詞。
うん、悪くはないんだよ、、うん。 でもこの曲の感じアッパーだよね。。

空気の読めない長所は詩でも健在でした。

続いてなちゅから届いたものは意外にも抽象的な歌詞で、
Aメロで冬からはじまり春が訪れ夏がくるよーーいぇーいって詩。

すごく斬新。Aメロで冬から夏まで移る詩なんて見た事無い。
でも、、、Bメロも、、、サビもない。。うん、、きっと眠くなっちゃったんだよね。
しょうがない。

こうした流れもありつつ
もともとこの曲はすごくなおみんの声に合うと思っていたので
わりとなおみんとは世界観を話し合ってはいて
恋愛曲にしてみたら面白いかもねということで今回の詩が完成しました。

だからといってあがってきたのが
「好き?嫌い?」ですから(笑)
見た目とのギャップで古風でベタもの好きななおみさんらしい詩だなと思います。

今回のアルバム曲の中ではBPMも早いしっかりとした4つ打ちビートなのでライブでもきっと盛り上がりそうですね♪

はっちゃけ隊はこんな感じで4人も積極的にアイデアを出してくれるので今後も面白いものが出来そうですね。

11.「You」
この曲はあいぽんが作詞に参加してくれました。

あいぽんは普段からまめに詩を書いて送ってきてくれるので
いくつかある中から曲の世界観に合うもの選ばせてもらった感じですかね。
すごくあいぽんらしくて、まっすぐで力強いけどあったかい詩で
声にも合ってると思います。
普段照れ屋であまり言葉にしない性格だからこそみなさんにも伝わる想いもあるのではないかと思います。お天気お姉さんだけにお天気にも繋がる部分があるのでその辺にも注目してくださいね♪

メッセージ感がありながらもサウンド的にはカラッとしたアメリカンっぽさがこの曲の魅力だと思いますので、先生にも振りの部分でそのバランスを相談しました。もちろん言う前から同じイメージを先生も持たれてました。チアのようなコールを一緒にできる部分もあるのでフライトでも一体になれる一曲になれば嬉しいです。

12.Fairy Tale

この曲はPASSPO☆には今までなかった
アコギを中心にしたカントリー風な曲調にしてみました。最初はバンジョを使いたかったんですが、開放を使ったフレーズがバンジョのチューニングでは合わなかったのでアコギで弾いたものをEQでバンジョ風にしてみました。

PASSPO☆はライブ活動を中心としたグループですのでやはり常にライブのりみたいなBPMは無視出来ないというか意識してしまうんですよね。
たとえば「Growing up」のような曲でさえもデモ当初よりBPMを5もあげずにいられなかったり、実際今回のアルバム曲でもデモよりあげたものがいくつかあります。
ただ「Fairy Tale」は馬が大地を駈けるような跳ね感を出したかったのでスローってほどではないですがPASSPO☆にしては遅めのBPMにチャレンジしてみました。

こういうタメや間がある曲は歌い出し、語尾のニュアンスがすごく難しいし、大事なんですよね。
ということであんにゃを中心に歌割をお願いしました。同時にこういう詩の意味を多感に読み取って歌ってくれるのもあんにゃだと思ったので。
振付もあんにゃということでその色は一層出せたんじゃないかと思います。
個人的にも曲を作りはじめた頃にルーツになった世界観で自然と出来上がった曲でとても気にいってます。
この曲もグランドクルーのみんなが演奏してくれました。

こんな感じで今回のアルバムは今まで以上にみんなで作り上げた愛ある作品になったと思います。

ファーストクラス盤には「はっちゃけセンセーション」
LCC盤にはそれぞれ機内プログラムとしてラジオ風のジングルも作ってみましたのでぜひ聴いてみてね。 
ピーチではあいぽん、バニラではあんにゃの声を使って作ったんだけど、実はこれカルチャー劇場でのリリイベの合間にとらせてもらったんだよね。あんにゃなんかは休んで寝てるとこを申し訳なく起こして1分後くらいにとったから少しテンション低めだけど(笑)よい感じにラジオ風に出来たと思いますのでこちらもぜひチェックしてくださいね!

今回も長いブログになってしまいましたが、
最後まで読んでくれてありがとうございます。
ツイッターなどでもリリイベでなかなかいけない全国の方がさっそくアルバムについて素敵なレビューをしてくれていてほんとに感謝しています。

たくさんの方に届くように引き続きよろしくお願いいたします。

明日は念願のラゾーナ川崎でのリリイベ。
嬉しいなぁ。これは行くっきゃないね。
お時間ある方はぜひ。