この前の実戦でのこと。

赤ありの一般的なフリールールです。
ドラは三。

中をポンしたトイメンからポン出し5s、さらに8pのリャンメンチーして6sが出てきました。ほぼ聴牌間違いない状況でした。

捨て牌は東、北、①、9、⑨、八、西、②、6、5

この時、待ちはどこかを考えつつ攻守を決める訳ですが、今日は1つ考えてみたいことがあります。










それは、この捨て牌で


1sと7sのうち、どちらが危ないか??


基本的には鳴いた後の手出しでリャンメンを外しているので、まずは他のリャンメンを候補に考えるということですね。もし、リャンメンでないとしたら、2ハン以上は差があることが一般的です。(赤とドラのターツ、ホンイツやトイトイ、大小三元が絡む)

今回はピンズのホンイツの可能性は余りないし、(もし、仕上がっていたら字牌絡みのシャンポン)トイトイもない。それなりに絞り込めそうだ。



1sで当たるなら、2356sの二度受け147sをはずしたことになる。この時、5→6で外す方が若干よく、6s切りの前に赤5を引いた時にもう一度14sか47sを選び直すことができるメリットがある。そうした意味では今回のケースで14s待ちはそれなりにあり得るなと思います。


次に7sで当たるなら、5566sから外したことになる。この時は6sから外した方が良く、赤5sをポンして聴牌が取れるためだ。こうした赤を踏まえた順序前後が活きるケースはたびたびある。ただし、今回のケースでは7sは比較的当たりにくいと思います。

こうした切順から今回は1sの方が7sよりはあたる確率が高そう、と言えます。


もし、自分の手牌が

1234567s345m3378p

であったとしてタンヤオの可能性があるから1s切りと安直に決めずに7sと比較して考えてみてもいいかも知れない、と思います。


もちろん、147sがすべて通ってドラそばのリャンメンとかも普通にあるのでそこは一応断っておきます(笑)
ただ、微差での比較は一度しておいて頭に入れとくといざという時に悩まずに済むと思います!

ではまた。