香港に行って来ました。
2006年にシンガポールにお店を出した時に、ジャカルタ~香港 ビジネスパートナーの方々と視察して以来です。
出店のお誘いがあったこともあり、久しぶりに訪問しました。
ステーキハウスや様々な中華を回りましたが、物価の問題もありますが、同じ値段を東京で払ったら倍以上の満足度があると感じました。 そういう意味では東京は値段が安すぎなのでしょう。デフレ下であることもありますが、アジア第三の都市とアジア第一の都市との差はそれなりにあることを実感しました。
建設工事現場の足場に未だに「竹」が使われていいるのにはびっくりしました。
11年前の記事↓
https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/0811/14/news049.html
コストの安さ、人件費の安さ とはいえ、改善できてないない理由はヒエラルキーを感じます。
労働環境も東京とは大きな差がありそうです。 皇帝の歴史が長いからなのか、、あまり問題にはなっていないようです。
良い塩梅で資本主義が入っているというバランスも雰囲気に出ています。香港は1997年にイギリスから独立後22年ですが、資本主義は2047年まで継続です。29年後どうなっているんでしょうか?楽しみです。
親類に本格的に中国でビジネスをしているお兄さんがいますが、いろいろ話を聞くと現在の中国でのビジネスはやはり独特のようです。信頼を得ないと何も話しが進まないという話は周知の事実で、私もシンガポールで店を出した際もやはりそれを経験しました。
ビジネスには「コネ」が必要になります。「コネ」ありきの中の勝負なので、製造業などにはそのコネを獲得することにより、大きな利益を得られると思いますが、レストランは薄利であり、装置産業ではないため、「コネ」の獲得コストを回収するのが難しいという理解です。 中国で日本の外食の良さが発揮する前につまずいてしまう理由の1つでもあると思います。
それゆえアジアの外食はレベルが低いと感じています。(CostFotValueという意味で)
「ミシュランの星つきのレストランも」もお金でなんとかなっているのかな?と。。。うがった見方が自然に出来る雰囲気には香港にはありました。
日本の外食界は「コネ」はあまり大きな影響がありません。無いよりあった方が良い程度だと思います。私のような素人でも成功できるのは日本の外食の良いところだと思います。 改めて全知全能を傾けて競争できる 日本の外食産業は素晴らしいと感じました。
それと、私見ですが 2047年まで 資本主義と社会主義が併存している地域ですが、 間接的にアメリカに統治されている日本に少し似ているとも感じました。 資本主義が行き過ぎないバランスはもしかして同じなのかもしれません。
日本もアメリカの実質支配下の元、完全実力主義、個人主義、市場原理 というのがそれほど得意ではない国民ですので、なんとなくですが、雰囲気が日本に違い印象も受けました。