ビル・ゲイツが高校生に語ったスピーチがとても良いので紹介します。
上野千鶴子のスピーチよりこちらのほうがしっくりきます。
日本の「働き方改革」とは”ねじれの位置”のスピーチ。
社員にも読んでほしい話です。
ルール1:人生は公平ではない。それに慣れること。
ルール2:世間はあなたの自尊心など気にかけてはいない。あなたが出す成果だけを求めている。
ルール3:高校を卒業してすぐに年収400万円の仕事に就くことはできないし、高級車付きの副社長にもなれない。その地位を自分で勝ち取るまでは。
ルール4:先生が厳しいと思っているなら、上司ができてからもう一度考えてみよう。先生は生徒をクビにしないが、上司は仕事ができない部下をすぐに見限る。
ルール5:ファストフード店の仕事をつまらない仕事だと見くびってはいけない。祖父母の世代は、どんな仕事でもチャンスと捉えて一生懸命働いたのだ。
ルール6:あなたの失敗を両親のせいにするのは間違いだ。失敗して弱音を吐くのではなく、そこから学ぶこと。
ルール7:あなたが生まれる前、両親は今のようなつまらない存在ではなかった。あなたの生活費を払い、服を洗い、自慢話を聞いているうちにそうなったのだ。だから、寄生虫から熱帯雨林を守るなどと偉そうなことを言う前に、自分のクローゼットのダニ退治でもすること。
ルール8:学校では勝ち負けを決めなくなったかもしれないが、人生では勝者と敗者が決まる。落第がなく、正しい答えを出すまで何度もチャンスが与えられる学校もあるが、それは実社会とは似ても似つかないことだ。
ルール9:人生に学期はない。夏休みはなく、あなたの自分探しに協力してくれる雇用主もほとんどいない。自分探しをするなら、仕事を終えてから自分の時間でやらなくてはならない。
ルール10:テレビの世界は現実とは違う。現実の世界では、人々はカフェにいつまでも長居できるわけではなく、すぐに仕事に向かうのだ。
ルール11:オタクには優しくすること。将来、オタクの下で働く可能性は大いにあるだろう。