リーマンショック、東日本大震災 と ピンチを切り抜けてきました。 オリンピック後の不景気に備えて、1年かけて準備をしてきましたが、まさかパンデミックになるとは想定外でした。
この1年、固定費を極限まで切り詰めてきていたので これ以上特にやることはないのですが、流石に長引くと厳しので政策金融公庫の融資を申し込みしました。
完全な天災だけに、どうしようもありませんが、無金利といえ借金というのは残念なところです。
レストランを含めてサービス業は普段自由な分、国からしてもあまり重要ではない産業なのでしょう。 確かに「もぐり」が多い業界であることは間違えありません。
今回のコロナの件で、いろいろ見えたことがあります。
「政府は飲食店はこれを機に少なくなってほしいと考えている」
融資も申し込みましたが、納税の有無(遅延を含めて)、営業許可の更新の有無、など ヒアリングを受けますし、
これでは、末端の飲食店は救えないと感じました。(当社は問題ありません。念のため)
客観的にみて、飲食店は多すぎですし、町の美観としてもあまりよろしくない影響を与えてる店も多いです。 店が少なくなれば、
税の徴収も楽になりますし、雇用環境も改善される可能性があります。 行き過ぎのダンピングなどで自滅するようなことも
なくなるかもしれません。
業界で生活している身として、複雑な思いですが、どさくさに紛れて売上を計上しない飲食店などが生きて残ってそうじゃないところが倒産
するようなことがあると、また繰り返しになってしまいます。 しかしながら、敗者復活の場としての飲食店(誰でも、始められる等)の社会的存在も重要だと思いますので、結局何も変わらない気もしています。
そんなことを思いながら、他人事語っている場合ではないので、生き残るために全力でがんばります。
(忘備録)
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