前回「熱望定員割合」を算出しましたが、これにより、各校の思惑が透けて見えます。
…………って私が勝手に想像しただけですので、あしからずてへぺろ


(こちらは模試だったかな…。寒かったデス)

①まず、千葉御三家(東邦、市川、渋谷幕張)
2月入試は完全に定員の調整にしていますね。
いずれも地元での熱狂的な人気がありながら、前受校としての性格もあるなかで、1月入試でよく歩留まりを読めるものだと感心します。
それを言えば、埼玉の栄東や開智もそうですが…。

②次に昭和秀英
こちらも千葉御三家と同様に、2月入試は定員の調整にしてそうです。
それにしても、秀英だけ1/20午後入試をやることに「ん(´・ω・`)?」と思った方はいませんでしょうか。

千葉御三家はそれぞれ日程をずらしています。一方で、秀英は1/22の渋谷幕張にぶつけてきています。
1/20市川口笛
1/21東邦大東邦照れ
1/22渋谷幕張えー昭和秀英凝視

これは秀英の自信の表れでも渋幕に対する嫌がらせでもなく「渋幕の滑り止めにさせないプンプンという意思だとお見受けしました。

つまり、渋谷幕張と別の入試日程だと、もうほとんどの生徒さんが渋幕落ちになってしまい、学校も真隣なので「あぁ、隣に行きたかったなあ。」というどよ~んショボーンとした雰囲気になってしまうので、それを阻止しようとしたのだと思います。

しかし、しかし、しか~し❗️
そのままだと問題点があります。

1/20市川口笛と1/21東邦大東邦照れを受験した受験生のうち、
1/22入試は
上位層→渋谷幕張
下位層→昭和秀英
となってしまうからです(いや、すでに実際にそうなってそう)。
お隣の渋谷幕張も受かるようなポテンシャルのある子がほとんど受験してくれなくなるため、それはそれで危機感があったのだと思います。

それでいつの間にか1/20午後入試にある種の願いを託したのだと思います。
巣鴨の算数一教科入試のように。

余談ながら、私が以前、高校受験ながら渋谷幕張を受けたときの話ですが、もはや受験日がどうだったのか覚えていませんが(何となく併願出来なかったような)、合格発表日が同日でした。

当時はインターネット等なく、当日の合否を知るためには実際に現地の受験校の掲示板を見に行くしかなかったのです。

京成幕張駅からなんとも言えないのどかな風景を横目で見ながら(JRは都会ですが、京成は略)、渋幕に行き、帰りがけにまた駅に戻る際に秀英の合格者らしき人が合格者グッズの手さげ袋を持っていました。
なお、渋幕も同様の手さげ袋でこちらは、水色でした。

当時は、今ほど差はなく、渋幕の方が秀英よりもやや上ぐらいでした。
早稲田より慶応(やや上)
立命館より同志社(やや上)
のように、若干、渋谷幕張の方が秀英より上でした。
秀英の方が女子が多くて、制服もカッコよくて羨ましいなあと思ってました。