熱望定員割合

本郷の文化祭などに行き、併願組が多いことを知り、複数日程の受験校の各定員が気になって、主に受験初日の定員の占める割合(勝手に「熱望定員割合」と名付けました)を調べてみました。

千葉の学校は２月１日校ではないやんけというツッコミはあると思いますが、なんとなく渋渋とのバランスで渋幕とかを語りたいのと興味があったため、加えました。

実際には、千葉御三家➕昭和秀英は、２月の最難関校、難関校の併願者の前受けとしてある程度の合格者を出し、最後に２月入試で調整しているような感じです。

なお、昭和秀英はメイン入試は渋幕と同時開催ですが、それより前の日に午後入試なるものをしているため、事実上併願が可能です。

ただ、人数が少ないため、メイン入試の定員＝熱望者として計算しています。

また、東邦大東邦の推薦入試は「熱望中の熱望」であり、メインの1/21入試に加算して計算しています。

【熱望定員割合】

50％超を青文字、50％以下の赤文字で示しています。

※SAPIX偏差値は2022年

「前受けの頂点」

渋谷幕張76.7％

1/22①(S64)215名
2/2 ②(S64)45名、帰国20名

「彗星のごとく現れた名門」
渋谷渋谷40.0％

2/1①(S59)70名

2/3②(S63)70名
2/5③(S64)23名、帰国12名

「早大推薦と東京一工を両睨みの進学校」

早稲田66.6％
2/1①(S58)200名

2/3②(S61)100名

「新御三家の牽引役」
海城45.3％

2/1①(S58)145名

2/3②(S61)145名、帰国30名

「開成と同じ黒ボタンの千葉が誇る伝統校」

市川87.5％

1/20①(S56)280名
2/4 ②(S57)40名

「長年トップに君臨していた千葉の雄」

東邦大東邦93.3％

12/1推薦40名
1/21①(S55)240名
2/3 ②(S56)20名

「千葉御三家に迫る幕張新都心の進学校」

昭和秀英68.7％

1/20午後(S60)30名
1/22①(S54)110名
2/2 ②(S53)20名

「ついに東大合格者二桁も謙虚な文武両道校」
本郷35.7％
2/1①(S50)100名
2/2②(S56)140名
2/5③(S58)40名

「江戸の名残を今に残す超伝統校」
芝53.5％

2/1①(S50)150名
2/4②(S56)130名

「多摩地区が誇る名門中の名門」
桐朋66.6％
2/1①(S47)120名
2/2②(S54)60名

「閑静な住宅地に佇む板橋随一の進学校」
城北42.5％

2/1①(S46)115名
2/2②(S49)125名
2/4③(S53)30名

「トシコーで親しまれる１日午後入試の雄」
東京都市大学付属20.8％
2/1 ①(S？)50名
午後②(S52)100名
2/3 ③(S50)60名
2/5 ④(S48)30名
(注意点)
①今年まで2/1入試は無し。
②来年から2/2→2/3に変更
③来年から2/4・2/6→2/5に実施

「最近人気急上昇の日大正付属唯一の男子校」
日大豊山45.0％
2/1 ①(S？)100名
2/2午後②(S43)50名
2/3午前③(S？)42名

2/3午後④(S42)30名

考察はのちほど…するかもです。