さて、渋幕ですが、久々に行ってみて、やはり都内や千葉、埼玉、神奈川の学校とは違った印象を受けました。
(模試の様子…だったかな)
高層ビルが立ち並び、まるで東京のオフィス街のような雰囲気が漂う。
それでいて、人は、新宿とかに比べ圧倒的に少ないため、よくドラマの撮影に使われるらしいです。
また、海浜幕張の幕張メッセ側の付近一帯と駅の反対側の渋幕までの辺りには戸建て住宅がほとんどなく(まあ、少し行けばあるんでしょうけど)、幕張メッセ側にマンションが多く立ち並んでいます。
ホテルも多く、リゾート地域のような側面も伺えます。
ちなみに、昔、自分がこの街に受験に来たときは「なんて都会なんや!」と驚いたものです。
新しい街で、新都心の斬新さを味わいつつ、幕張メッセの各種イベントや千葉ロッテマリーンズの応援に熱を上げたり(さすがに中高生はないか)、都心からやや離れながらも、新都心で時代の流れを敏感に感じつつ、新たな感性を磨くにはもってこいだと思います。
しかし、駅からのあの単調な道が私はどうも苦手です
遠くないと言えば遠くないけど、それなりに歩き、陸橋の登り降りもある。
秀英生もいるため、それなりに混みますし。
まあ、それでも最近は、混雑緩和のために陸橋を増やし、中瀬(だったかな)の交差点が四角い陸橋になったようです。
(こちらも模試だったような、違ったかもしれないような。実際の受験では隣同士で間違う受験生が多いのか、秀英の関係者が渋幕の正門前で「秀英の受験生のみなさん、こちらは渋谷幕張です。秀英の正門はあちらです❗️」と大声でアナウンスしているのが、少し寂しい感じです)
ところで、渋幕の立ち位置ですが、東邦、市川を抜いて千葉御三家トップに躍り出たことに加え、本家の都内男女御三家受験前のメルクマールにもなってそうです。
具体的には、例えば開成志望の子がいるとして、その子が開成を受けるのかどうかは、渋幕の結果で判断する
…ということは実際によくあるようです。
(御三家受ける前に、前受校の渋谷幕張を落ちたのでは黄色信号ということかもしれませんね)
東京西部や神奈川、埼玉からは通いにくいものの、東大に70人も80人も受かる鉄緑会指定校ならば合格したら、安心して御三家に臨めますよね
また、家が近ければ最初から渋幕を第一志望にすることは全然「アリ」だと思います。
鉄緑会指定前から実績、偏差値ともにうなぎ登りだったため、渋幕のメソッドを経営母体の渋谷女子に逆輸入して、共学化させ「渋谷教育学園渋谷中学校高校」として、生まれ変わり、こちらも超人気校になっています
やはり、いまの渋幕には魅力的な「何か」があることは間違いなさそうです。
「受験生多そうだな~」そんなことを思い、海浜幕張を後にしました。