空手道大会救護活動
毎年3回ほど救護活動に出かけます。
組手は寸止めで行いますが実際には拳や蹴りは当たっています。
ボクシングのように打ち込んで振りぬく事は危険なので反則となります。
今回は怪我の予防と応急処置として処置を多数行いました。
小学生の試合でも一瞬でポイントが入ります。
赤帯の子の中段突きが決まっていますねぇ。
防御ができないぶつかり合う中の不可抗力で怪我が起こります。
怪我以外に今回は熱中症を気にしていたのですが
積極的な水分補給を訴え熱中症患者は出ませんでした。
打撲の直後は基本的にアイシングを行います。
アイシングは炎症反応に対して障害組織周辺の
活動を抑えつけてあたかも冬眠させてしまうかのように
代謝を抑制するので腫れを最小限にする役割などが
あります。痛みの抑制にも役立ちます。
やけどをした時、即時に冷やすと水ぶくれが起こりにくく
なります。急性期は冷やしましょう!
急性期(けがをした直後)は基本的な操作があります。
覚えておけば役立つ時もありますのでご参考に
Rest 安静(動かさないように)
Ice 冷却(凍傷には要注意)
Compression 圧迫(手で押さえたり包帯を使ったり)
Erevation 挙上(四肢であれば心臓より高く上げる)
RICE処置と言います。
ギプスカッター
骨折でギプスを巻いた人にはギプスをカットされた経験があるでしょう。
これがギプスカッターです。
これ買うと高いんです。以前から欲しかったのですが
あるルートより手に入れました。相当古くて化石です。
(物は形ではなく使えれば良し!)
事を祈りながら・・・
しっかり働きます。さすが日本のメーカー。
もう発売されていないであろう替え歯も見つかりこれで満足です。
ちなみにすごい音がします。ギプスを切る時はこの歯は回転しません。
小刻みにブレてギプスをカットします。皮膚のような柔らかいものは切れないにせよ
力加減を誤ると怪我しますので多少の技術が必要。
この形とすさまじい音は子供に恐怖心を与え泣かせてしまう事もあります。
それに対応したのか大変高価な超音波ギプスカッターその名も
(SIZUKA)というものが存在します。私も一度使った事があるのですが
超音波でカットするスゴイ機能を備えています。
しかしこれにも難点があり高温になるので火傷の危険があります。
コールドスプレーが必要。
次はギプスや固定の大切さなどについてご紹介いたします!(多分)
HSP (熱ショックタンパク質)
時々治療について書いています!興味があったら読んでみて下さい。
科学的な目から見て
鍼灸治療では白血球が増え免疫機能の向上が確認されています。それは鍼などの侵害刺激が組織を壊すので、それを治そうとする体の防衛反応が起こす現象で風邪など感染症の予防に役立ったりする訳です。
さらに人間の体には痛みを抑えようとする物質があり、そのようなものも侵害刺激を受けて痛みを抑制する働きが期待できます。
最近 HSP (heat shock protein)熱ショックたんぱく質というものに興味がありいろいろと文献や著書などを勉強しています。
難しい名前の訳の分からない物と思われるかもしれませんが、上手くこのたんぱく質を活用すれば健康維持に役立つ事は間違いなさそうです。
HSPは体の防衛反応を活性化し、細胞を元気にする役割がある体の自己防衛隊だと考えていただければ結構です。
HSPを増やすのに何をするのかと言いますと、熱いお湯に浸かって体を温めるだけという非常に単純なものなのですが、色々とコツがあるようです。
湯治(とうじ)って良く聞くと思いますが、温泉をうまく活用して病気に立ち向かう事も日本では積極的に行われていますね。また、お風呂に浸かる習慣がある日本人は世界から見ても比較的長生きですのでHSPの関与もあるのかな??
体に温熱の加温刺激(熱によるストレス)を与えるとHSPが増加します。
早速私も実験しましたが、42度のお湯に10分浸かるのは苦痛でした・・・その後体の保温を20分ほどするのですが汗びっしょりで爽快なようで爽快でない状態に陥りました。
更にお風呂のお湯を抜いた状態で始めたので嫁に怒られました「もったいない!」と・・・
あまり歓迎されない実験で始めてみましたが、効果は2日後くらいに出る事がほとんどとの事で明日が楽しみです。寝起きにシャキッとしている事を期待しています。先ずは慣れる事ですね。
文献によると、実験ではかなりの成果を上げているようで病気の治療にも今後注目されています。
体を温めるといえばお灸がその役割を果たします。
体全体とはいきませんが局所に温熱刺激を与えるだけでも体は大きな反応を
示します。お灸を定期的に行うことで風邪をひかなくなったとか、のどのイガイガが取れた、消化が良くなった、肩こりが和らいだなどは日頃から良く聞いていますが、自律神経の状態が良くなったとは考えていましたが、
ここにHSPの関与も考えられます。
鍼灸はストレスを取り去るのでは無くてストレスを与えて大きなストレスに備える療法でもあると言えるのではないでしょうか。熱いの我慢してお灸治療にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに医療機関(病院)でHSPを誘導させる治療を行っているところがありますが
関西では数件しかありません。それぞれ特徴を活かしていてチャンスがあれば行ってみたいと思っています。
基本的には家でもできる療法ですが、個人差の出る方法なので管理を受けながらすることが大切だと思います。
色々と受け売りいたしましたが、くれぐれも無理をしないようにして下さいね。
今度は効果を報告したいと思います。3日坊主には気を付けます・・・
ゴールデンウィーク
親父が急にブログを書きたいと・・・
ということで開設と解説をしたのですが更新していない
ところを見るとおそらく解説が悪かったのか、理解していないか・・・
もしかしたらネタを探しているのかもしれませんな。
ゴールデンウィークは兄弟に嫁兄弟夫婦が集い賑わいました。
行きは晴れていたので谷瀬のつり橋を渡りました。
なんとゴールデンウィーク中は一方通行。
もはや生活の為の橋ではなくなっております。
丸ごと食べれます。天然物で味も最高!
いつも訪れる果無集落(はてなし)
前日に甥っ子達が田植をしました。
刈込には参加できるかな?
こちらにその時の様子がありますので見て下さい。
http://blog.murablo.jp/nara-yamaoku/kiji/90891.html
いつもきれいに写真を撮ってアップしていますよ。