週末のお楽しみ。
BS松竹東急の昭和の2時間ドラマ。
今回は土曜ワイド劇場で1982年に放送された作品。
「冷たい血~生きてゐる小平次より~幽霊男と初体験した妻・地底から小平次のピアノが聞こえる」
原作は鈴木泉三郎の戯曲。
夏になるとホラー作品を放送していた時代。
ワタクシが土曜ワイドにハマったきっかけも夏の怪奇シリーズから。
毎年、夏の放映ラインアップを楽しみにしておりました。
時代と共にホラーものは消えていってしまいましたが。。。
そして、五月みどりが脱ぎまくっていた頃の作品でもあります。
京都のクラブママちか子・五月みどりはピアノ弾きの小平次・中条きよしと別れて、
呉服屋の恋人・船戸順と結婚したいと思っている。
知り合った東京の主婦・水野久美と交換殺人を実行するが、ちか子だけ失敗してしまう。
滝つぼに突き落とされた小平次は幽霊となってちか子の前に現れて、追いつめていく。
幽霊になったストーカー小平次。
頭から血を流しながら恨みがましく現れてとことん怖がらせてくれます。
最期は錯乱したちか子が恋人と主婦を殺害、そして逮捕されておしまい。
果たして小平次は牢獄まで追いかけてくるんだろうか・・・
祇園、大文字山、濡れ髪大明神・・・
京都はホントに怪談話が似合う土地ですな。
陽気なインバウンドだらけの現在の京都じゃこんな怪談話は無理だろうけど。
