2013シーズン。 | 栗原健太オフィシャルブログ「“KONG”栗健 #0」Powered by Ameba

2013シーズン。

お疲れ様です。

長い間、ブログを書かない間も

たくさんの応援をありがとうございました。

リハビリは僕にとって長くて苦しく

先にいい結果があるのかそうではないか

それも分からないまま、うまくいかない期間もあったし

好きな野球も長い間出来ず

悔しくて腹立たしいものでした。

ただ、手術したからには前を向くことしかできません。

時間はかかりましたが、僕自身、あんなに恨んでいた僕の肘は、夢を託せる肘になりました。

鼻骨をピッとやってしまったし

足に違和感があって三軍にいたりと

今年に入ってから最近も色々ありましたが、

ついこの前のファーム(二軍)の試合に2試合出場したことはとてもよかったです。

そこには僕を育ててくださった監督、コーチなどがいて、

たくさん話をして今でも僕を支えてくれていると実感しました。

本当に感謝しています。

厳しい環境ですが、選手を本気で考えて思ってくれる指導者がいる。

もちろん、そこに甘えたらいけないし、居心地のよさを感じてはいけない。

ファームには選手の熱、勢いがあって

僕がファームにいた頃を思い出すことができました。

あの頃はファームで打っても打っても、二冠王をとっても

一軍ではバッターボックスに立たせてもらえずベンチを温めるばかりで、

それなら、二軍で試合に出させてもらった方がいいと自分から頼んだこともありました。

情熱は年齢と一緒に薄らいでいくものかもしれないけど

すぐに思い出すことができました。






一軍は環境がまったく違います。

どんなに情熱があってそれをぶつけても、無視されることもあるし

それに慣れていく自分がいます。

結果がすべてと言われたら納得しなければいけない世界です。

情熱だけではいけないところだから

知らないうちにそれを忘れてしまうようです。

ほぼ1年休んで外からその世界を見れた時

夢の場所だけど、小さな世界だと思いました。

うまくいかないことがほとんどを占めている世界だけど

どんな時でも場合でも感謝して前を向かないといけない、それしかないなーと。






今シーズン、試合でいつ皆様の前に立てるか分かりませんが

その最初の打席に立つことだけを頭に描いて

この1年近く生きていました。

もし立つことができても

そこで叫ぶことはできないし

集中し過ぎて何も考えられないと思うのですが

心の底から僕が色んなことに、たくさんの人達に、「ありがとーーー」と叫んでいると思って見てください!






僕の体は万全です。

あとは打つだけ?

はい、その通り。

行ってきます!





今日の新聞で僕はベンチスタート確実だとありました。

怪我をしてから監督に挨拶には行きましたが他の会話は全くしていないので僕は分かりません。

でも僕は僕に与えられたことを精一杯やるだけです。

これまでもこれからも変わりません。