感謝、ありがとうございました。 | 栗原健太オフィシャルブログ「“KONG”栗健 #0」Powered by Ameba

感謝、ありがとうございました。

こんばんは。

夜間練習から帰ってきて

ご飯を食べて

やっとゆっくりソファで寝てます。


まずは、たくさんのご声援、コメント、プチメ、電話、メール、電報、ありがとうございました。

バタバタと出国し、帰ってきてからも

何も報告できないままですみません。

WBCのことを書きます。

正直、シーズンに向いていた気持ちを

かえることに戸惑い、断れるものなら断りたかった気持ちが多少ありました。

新幹線の中、飛行機の中で

いきなりのし掛かった重いもの、

しかも準決勝、決勝と

今考えれば気持ちに余裕がなく

無我夢中でした。

相手のピッチャーがどんな選手なのかも分からず

ただ自分のスタイルを出そうとしました。

そんな僕に

結果がついてくるわけはありません。

そんなに簡単なものではありません。


でも今は、本当に全てのことに感謝しています。

野球の神様が僕をあの場に立たせたのだから

何か意味があるはずだと思いました。

僕がプロに入り、

ほんの1年前までは僕自身のために成績を残そうと

僕は野球をがんばっていました。

でも去年、3位を争っている段階で

初めて僕は「チームのために」を1番に考え野球をしていることに気付きました。

前にも書いたと思います。

家族がいるのだから、自身のために成績を残したいのは当たり前です。

チームのために、をファンの方は望んでおられますが

なかなか難しいものです。

でもジャパンの選手たちは

本当に心からジャパンのために戦っていました。

それぐらい強い信念みたいなものを

それぞれ持って試合に挑めれば

カープの優勝も見えます。

去年、本当に3位になれるかもしれない時に負けたのは

その部分が弱かったのかもしれません。


あと、運ももしかすると鍛えられるのかもしれません。

努力して力をつけたら、運も上がっていく。

運も実力のうち、と言います。

運ないわー、実力ないんだわー

そういうことではなく、

力をつければ運もつくことを知りました。

だから僕はまだまだ努力が必要です。


僕はもっと野球がうまくなりたいから

努力が嫌いではありません。

プロには元々いいセンスを持った野球人がいます。

でも僕にはそんないいセンスがないので

努力するしかありません。


僕の野球人生は

全く平坦ではありません。

怪我もたくさんしました。

心に残っているのは

数年前、逆転のチャンスに振り逃げで1塁に走らず

試合を終わらし、

次の日に2軍に落とされたことです。

ジャパンを外れたこと、

そして今回の僕のジャパンデビューは

この時の気持ちと重なりました。

悔しくて腹立たしい。

でもどうしようもありません。

それが実力です。

負の感情は一瞬で終わりです。

人生の折れ線グラフが下がった時は

倍に上げるチャンスだと思っていますから

僕はご心配なく、

これまで以上に努力します。


野球の神様が

僕をあの場に立たせてくれたこと、

それは皆様のおかげです。

カープファンの皆様、

カープの関係者の皆様、

プロ野球ファンの皆様、

ジャパンに関わった皆様、

嬉しいコメントをくれたたくさんの皆様、

削除もされただろう批判コメントをくれた皆様、

僕にとってステップアップの舞台を用意してくださり、

本当に感謝してます、ありがとうございました。



えー

足は大丈夫です。

少し疲れていたようです。

おやすみなさい。