02/18 DAY368(移植後248)腫瘍マーカー検査結果と本日の診察結果 | 健太の白血病闘病記~余命半年を生き抜く~ブログ

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余命半年を生き抜く混合性急性白血病患者の闘病記

予後不良タイプで余命宣告を受ける。また、末梢血の白血病細胞(ブラスト)の数が、54万個/μLと、病院の最高記録を大幅に更新した。(もはや、血液機能は失われており、いつ死んでもおかしくない状態だった。)

気がついてみたら、発症以来、1年が過ぎてましたね。この一年は長かったようで、あっという間でした。年を取ったからですかね。


今日の血液データの結果は、白血球、赤血球(ヘモグロビン含む)、血小板すべてが、少し減ってましたね。輸血基準に達していませんでしたが、輸血を受けました。こんなこともあるんですね。


診察の時に、亜鉛欠乏症について主治医に相談しました。で、次回の血液検査の時に亜鉛の検査を追加してくれることになりました。話をすれば大体通るので、本当に良い先生です。


免疫抑制剤(プログラフ0.2mg)は、毎日1回服用が、明日から2日に1回になりました。良かった。


以前、移植(放射線治療、大量抗がん剤治療含む)に伴い、2次がんの発生リスクについて記述してましたね。

で、移植後、6ヶ月目に1回目の検査があるという話だったのですが、8ヶ月も経過したのに何の話も出てこないなぁ、ということで、主治医に確認してみました。


12月に検査してたそうです。結果は問題無かったので、説明するの忘れていたようです・・・。


今回の腫瘍マーカーは3種類実施されました。移植後で2次がんが発症する部位は食道がんが一番多いそうです。


①CEA 消化器系がんの腫瘍マーカー

CEAは胎児の消化器細胞だけにあるタンパクの一種ですが、がん細胞が増殖している組織内からもつくり出されます。

そのため、消化器系がんのスクリーニング検査として広く用いられ、また、がん治療後の経過観察、再発や転移の早期発見にも重要です。


CEAは胃がんや大腸がんの腫瘍マーカーとしても知られていますが、進行胃がんの30~40%にしか検出されないようです。


肝臓がん、胆道がんでも用いられます。ただし、胆管がんでは必ず上昇するとは限らず、胆のうがんではCA19-9ほど顕著には上昇しません。

膵臓がんの場合は、スクリーニング検査としては不十分で、治療効果の特定に有効です。

注意点は、消化器系がん以外のがんでも広く陽性を示す反面、臓器特異性は低いので、この検査だけでは診断ないこと、陽性になるのは進行がんが多く、早期がんの診断には適さないこと。


CEAの基準値  5.0ng/ml以下


で、肝心の私の検査結果は 4.0ng/ml(基準値内だけどゼロじゃないのね・・・)


健康な人でも約3%の人は基準値を超える場合があり、高齢や喫煙でもやや上昇する傾向があるようです。


がんが進行するにつれて高値となり、基準値の倍以上ではがんの疑いが濃厚、4倍以上では転移がんが疑われます。



②CA19-9 消化器系がんの腫瘍マーカー

消化器がんの中でも、とくに膵臓がんに特異性の高い腫瘍マーカーなんだそうです。こちらも早期発見に関しては有用性が低いのですが、治療効果を調べる場合などに役立ちます。


膵臓がん、胆道がんで80~90%の高い陽性率を示す。


胃がん、大腸がん、肝臓がんでは30~60%が基準値を超えます。


肺がん、乳がん、卵巣がんなどでも高値を示す。


CA19-9の数値が高く、CA-125やCA-50なども高値のときは、婦人科系のがんが疑われ、これらの腫瘍マーカーをあわせて検査することは卵巣がんの早期発見に有効です。

そのほか、糖尿病、慢性肝炎、胆石症、胆嚢炎、慢性膵炎、子宮筋腫、良性卵巣腫瘍などでも陽性となるようです。


CA19-9の基準値 37U/ml以下(RIA法)


で、肝心の私の検査結果は 13.8U/ml(基準値内)


CA19-9が2倍以上の高値のときは、精密検査が実施され、2倍以内の上昇でも、がんの存在を疑って検査を進めますが、がん以外でもこの程度は上昇することがあり、がんが見つからないときは経過を観察となります。がんによってCA19-9が上昇するときは、経時的に上昇することが特徴です



③SCC 扁平上皮がんに対する腫瘍マーカー

扁平上皮がんに対して陽性を示す率が高く、子宮頚管部や肺の扁平上皮がんを診断する指標として用いられており、腫瘍の進行度をよく反映するため、がんの治療効果や経過観察にも有用とされています。

がん以外にもアトピー性皮膚炎や気管支炎、結核、腎不全などでも高値を示すことがあるようです


SCCの基準値  1.5ng/ml以下


で、肝心の私の検査結果は 1.8ng/ml(家に帰ってよく見たら基準値オーバー、診察の時に問題ないって言ってたじゃん、こうなれば炎症による一時的なものと信じよう!)


SCCの測定値が基準を超えた場合は、子宮がん(頸部扁平上皮がん)、肺がん、食道がん、頭頸部がん、子宮筋腫などが疑われるようです。→超不安要素が出現

次回の検査は4ヶ月後です。、待ち遠しいです。


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