第2の津波を回避せよ | 2万件を超える経営相談実績で経営課題を調理する企業参謀

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第2の津波とはTPPのことです。

先日アメンバー限定記事で、
東日本大震災を絡めた最悪のナリオについて
私の考えをまとめました。

シナリオ

TPPについては、以前まとめておりますので
そちらをご参照ください。

TPPとは

本当に強い農業とは

今回は、先日想定した最悪のシナリオを回避し、
日本復興を目指すための計画を京都大学の藤井聡先生
緊急提案書にまとめてくださっているので
それをご紹介します。

月金池袋土日鹿嶋

(クリックで拡大します)

震災に関わらず、TPPは回避しなければならないと考えています。
その先に日本の幸せ、復興はありません。

下記、TPPを回避すべき理由を述べてある部分を抜粋しました。

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【緊急提案】 日本復興計画 ~「東日本復活5年計画」と「列島強靱化10年計 画」~
藤井研究室、平成23年3月23日


『「TPP参加」を回避すべき理由
 TPP加入による日本経済回復のシナリオは、デフレ下にあって需要よりも超過した過剰供給分を、海外への輸出に振り向け、それを通して国内の需給アンバランス(すなわち、デフレギャップ)を解消し、景気回復を図ろうとするものであった。
 しかし、現在、日本の東北関東の被災地は圧倒的な「供給不足」に苛まれており、上記の「過剰供給分」を振り向ける対象は、海外ではなく、被災地であることは明白である。
 さらに、今回の被災地である東北地域は日本の食糧供給地帯であり、今回のTPP加入による自由貿易の推進によって、諸外国の安い輸入品によって壊滅的なダメージを受けることが危惧されている農業をはじめとした「第一次産業」を主体とする地域である。したがって、この被災地の「回復」を図る状況において、「関税障壁撤廃による諸外国からの安い農産品」という第二の津波がこの地域を襲えば、被災地の復興どころか、ますます壊滅的な被害を、当該地域が被ることになるのは必定である。
 そして何より、被災した農業地帯が「復興」に専心できるようにするためには、先行きの不透明感・不安感を払しょくすることが不可欠であり、したがって、「TPP交渉不参加の決定」の明言が是が非でも必要とされている。』

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大きな国策もしかり、
足元からの向日葵運動(笑)しかり、
被災地の復興には、TPPは不要であります。


したっけ。

ペタしてね