これです。
プルタブに刻印されたロゴマーク。
世界一のエナジードリンクの
ブランディング戦略がこんなところにも。
小技が実にニクイですが、
歴史を見てみると面白い事実を発見

なんと、
レッドブルはタイ生まれの清涼飲料水!

レッドブルはオリジナルであるタイのものと、
オーストリアのものがあるらしく、
我々に馴染みのものはオーストリアのものとのこと。
発売される国によって、法律が異なるために、
成分が違い、日本のものにはタウリンが含まれません。
タイのオリジナルは、
ビンに入っており、多量に服用した場合、
危険性も指摘されているのだとか

レッドブルは、1978年に設立された
TCファーマシューティカル・インダストリーにより、
「Krating Daeng」(「赤いガウル」の意)
の名前でタイで開発されました。
当時、我らが大正製薬のリポビタンDが市場を独占しており、
そこに殴りこみをかけましたが、シェアはわずか10%しか
取れませんでした。
その後、1984年にオーストリア人の
ディートリッヒ・マテシッツが世界の販売権を獲得。
独自の配合で数年をかけて改良をし、
今までにないエナジードリンクを開発、
Red Bull「レッドブル」の名称で販売を始めました。
マテシッツは、ビジネスで日本に来た際に、
日本を中心とするアジア諸国で
栄養ドリンクが大きな市場を形成している事を知り、
欧米でも同種のビジネスが成り立つのではないかと考え、
調査を進めている内にKrating Daengに出会ったそうです

また、商品開発に当たっては、
特に日本のリポビタンDから大きな影響を受けていると
インタビューで語っているそうな

現在、タイオリジナルの「Krating Daeng」(「赤いガウル」の意)は、
他国への輸出が禁じられており、
タイ国内のみの販売とのこと。
新橋や新宿など、ビジネスマンが多い街で、
サラリーマンが茶色い瓶片手にしゃかりきになって
働いているのを見てしまったんでしょうか

マテシッツのマーケティングセンスが伺える
ちょっとしたエピソードでした

RedBullのフェイスブックページ

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したっけ。
