政治がさもしい。

 ここ数日、消費税をめぐる動きから透けて見えるのは、本音と建前の強烈なコントラストだ。

 民主党はそもそも、やらないと約束した消費税増税を行う資格はない。確かに、反対を唱える民主党議員の主張は筋が通っている。

 ところが、多くの民主党議員の本音を聞くと、「1日でも長くバッジをつけていたい」という保身のみだ。

 自民党は、2010年の参議院選挙公約で、「(消費税は)当面10%とすることとし、政権復帰時点で国民の理解を得ながら決定するものとします」と謳っているのだから、そのまま実行すればよかった。

 しかし漏れ伝わってくる執行部の本音は、「不人気な政策は民主党にやらせればいい」という主体性のない運営方針だ。

 月曜日の早朝、自民党本部で、「全議員・選挙区支部長懇談会」が、行われた。我々が求めた平場の会だったが、すでにすべてが決まった後のガス抜きでしかなかった。執行部以外の議員に対して、議論の場は最後まで与えられなかった。

 党内でもめる場面があるだけ、民主党は自民党よりマシかもしれない。

 このブログで、あまり政局の話を書きたくはないが、永田町では力が抜けるようなさもしい政局が続いている。

 粛々と、自分が関わっている法案、政策について研鑽するしかない。



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