地球は丸い。
地球が丸かろうが角ばっていようが僕が歩いている場所は平らである。
坂があっても基本には線を描いたような地形であって曲線ではない。
少なくとも体感では。
地球は丸く、青かった。
これが遠くから見た地球の正体。
地球を中から見ると地球は平坦で色々な色がある。
遠くから見える現実の景色と近くで感じる景色は必ずしも一致しない。
というよりだいたい一致しない。
どちらの見え方が大切なのか。
それは立場によって違う。
今、僕の状況からすると今見えている景色が大切だと思う。
地球が青かろうが丸かろうが全然関係ない。
そんなことよりこの雨どうにかしてくれ。
雲のやつ、やっぱり俺に喧嘩売ってたんだな。
いつか絶対消してやる。
その前にこの雨を消したい。
傘売ってないかなー。
消してしまったもんな。
傘だけは残しておけば良かった。
晴れの日は邪魔だったから消してみたものの、もう少し冷静になるべきだったな。
傘ってどうやって作ってたんだろう。
作る?
消すことしか考えてなかった。
作れば良いのか。
自然だけを残しておいて良かった。
大きな葉っぱを探そう。
トトロを思い出す。
思い出すだけで目の前にはそんな葉っぱがすぐに見つかるわけがない。
木の下に避難だな。
空は暗い。
僕の心も今は暗い。
風が吹く。
さっきまでの風は僕を格好良く演出していたけど今の風は明らかに喧嘩を売っている。
もしかしたら濡れる演出?
いや、そんなわけない。
風も敵だ。
消してやる。
どうやって?
わからん。
結局みんな敵ばっかりだ。
太陽は?
太陽だって敵だろう。
だって困っている時に姿を現さないんだから。
