あるカラスのお話
ある小さなペットショップ…
棚の片隅にカラスが一匹居ました。
少し前までは、同じカゴに小鳥と一緒にいたのですが…
小鳥は居なくなってしまいカラスは一人ぼっちでした。
小鳥と一緒に過ごした楽しい時間を思い出しては、少しばかり悲しくなる日々…
そんなある日…カラスは、どこからか悲しくさえずる声がするのに気付きました。
店をぐるりと見回して、声のする場所を探してみると…
カラスから遠く離れた場所に置かれたカゴから、声がしています。
カラスは悲しそうな声が気になって、声の持ち主に話しかけました。
「こんにちは、君の声が気になって…話しかけてみたんだ。何かあったの?」
すると、声の持ち主は答えました。
「こんにちは…今日ね、一緒のカゴに居た鳥が居なくなってしまったの…それが寂しくて…」
それを聞いたカラスは、こう言いました。
「そうか…それは辛い事だったね…」
そんな言葉から交わし始めて…お互いの色々な話をし…幾日も過ぎていきました。
しかし、カラスと声の持ち主のカゴの距離は変わらず、時々声の持ち主の綺麗な翼や尾羽が見え るだけです。
それでも…
いつの間にか…
いつの間にかカラスは、声の持ち主に『恋』をしていました。
いつか、続きます。
棚の片隅にカラスが一匹居ました。
少し前までは、同じカゴに小鳥と一緒にいたのですが…
小鳥は居なくなってしまいカラスは一人ぼっちでした。
小鳥と一緒に過ごした楽しい時間を思い出しては、少しばかり悲しくなる日々…
そんなある日…カラスは、どこからか悲しくさえずる声がするのに気付きました。
店をぐるりと見回して、声のする場所を探してみると…
カラスから遠く離れた場所に置かれたカゴから、声がしています。
カラスは悲しそうな声が気になって、声の持ち主に話しかけました。
「こんにちは、君の声が気になって…話しかけてみたんだ。何かあったの?」
すると、声の持ち主は答えました。
「こんにちは…今日ね、一緒のカゴに居た鳥が居なくなってしまったの…それが寂しくて…」
それを聞いたカラスは、こう言いました。
「そうか…それは辛い事だったね…」
そんな言葉から交わし始めて…お互いの色々な話をし…幾日も過ぎていきました。
しかし、カラスと声の持ち主のカゴの距離は変わらず、時々声の持ち主の綺麗な翼や尾羽が見え るだけです。
それでも…
いつの間にか…
いつの間にかカラスは、声の持ち主に『恋』をしていました。
いつか、続きます。

