一人作業今週は久しぶりに一人作業を行なった。 以前に竣工したお宅のお庭にランの花を育てる小屋を建てて欲しい。との依頼があり、総桧造りで作ってみた。雨風にあたる場所なので、なるべく金物は使用せずに木栓等を用いて作ってみた。季節的にも動きやすく気持ち良く作れた。久しぶりの大工作業は、やはり面白い。
国産材の美しさ現在進行形で施工している新築工事現場も、いよいよ大詰めの竣工に近づいている。国産木材の選定から始まり、原寸描き、墨付け、手刻み伝統建築の技を駆使した建物となった。家中が木の香り、土の匂い等自然の中にいる感覚だ。外部も全て国産材 杉赤身で仕上げた。鎧張り納め。竣工が楽しみだ。
自然木そのままの意匠現在進行中の現場で製材されないままの自然木そのままの木材の良さ、美しさを表現できる丸太そのままを利用する丸桁納めの庇を納めた。最近では、あまり納められていない仕様だ。しかし、同じ人が二人といないように同じ木材も二つと無い。その木材の良さを活かし、唯一無二の建物へとまた、世界に一つ日本古来伝統建築を生かす建物へと繋げて行ける家へ残していける。有難い仕事です。やはり、大工は面白い。