『大方等大集月蔵経巻第九
分布閻浮提品第十七』によれば仏滅後、
最初の1000年を正法
次の1000年を像法
その後は闘諍堅固、白法隠没の時となり末法と呼びます
闘諍堅固とは争いが絶えないという意味
白法とは仏教すなわちお釈迦様の教えの一切
隠没とは効力が及ばないという意味
つまりお釈迦様は、
「末法は私のいかなる教えでも救うことができない衆生が出現する時代だ」
と言っています
仏滅後2000年も経つから仏教の効力が弱くなる
ということではありません
むしろ仏教の絶大なる救済力はまったく衰えることはないのです
その救済力をもってしても救えない衆生が出現するのが末法という時代だというのです
白法隠没とはそのような度し難い私たちのことを指す言葉だと正しく理解しましょう
日本に仏教がないという批判もありますが
あったとしても末法の衆生は救えません
むしろ仏教はあるのです
あるが故に、救済できるはずもない仏教に
頼ってしまっているというのが現状です
まずはお釈迦様の仏教を撲滅することが
末法の衆生を救済する大前提となります
その上でお釈迦様に替わる救済者〝御本佛〟の教え
「本化上行菩薩所伝」による救済が功を奏するのです
本化上行菩薩に相伝されたる所とは
「南無妙法蓮華経」のことです
南無妙法蓮華経を日蓮大聖人の独創と考える人は多い
しかし、南無妙法蓮華経とは御本佛から相伝された秘法であり、御本佛の教えだと正しく知ることが重要なのです
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南無妙法蓮華経は日蓮大聖人の独創ではない
南無妙法蓮華経は御本佛の秘法である
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