本日もボランティア書道でした

利用者さんの身体の障害度は様々です
五月は草書体で「山愛夕陽時」にしました
利き腕ではない左手+筆が握れない
を想定し、私も左手+筆を握らずお手本を書きました



身体障害者に草書体は無理だという思い込みは偏見に満ちています
また本人たちも同じように思っています

予想通り、お手本を見てすぐに無理!書けない!という声が全員からあがりました

そこで1回だけ書いてダメならやめましょうというと、しぶしぶ書きはじめました

しかし挑戦してみると書けないことも無いナということに気付いて、2枚、3枚、4枚と書くようになりました

中には「ここはどうすればこんな線が出せるん?」と積極的に質問する方もでてきました

結果的にほぼ全員が草書体で作品を仕上げてきました

はじめから諦めない、途中で諦めない、やり切った自分に自信が持てるよう、施設での書道教室を単なる娯楽に終わらせないことを心がけています