西遊記Ⅲ 第33日目 「88番:大窪寺」 (香川県さぬき市) | 多幸の湯番台のブログ

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西遊記Ⅲ(2008年四国ぶらり旅日記)第33日目「88番:大窪寺」(香川県さぬき市)

撮影日時:平成20年6月8日 場所:香川県さぬき市多和兼割 記事:四国八十八ヶ所霊場第88番札所:医王山 大窪寺(いおうざん おおくぼじ)。いよいよ結願である。87番長尾寺から県道3号線と国道377号線で約17.1km、車で小1時間くらい進むと88番大窪寺の広い駐車場に到着する。途中にある道の駅「ながお」の向かい側には「おへんろ交流サロン(へんろ資料展示室)」があり立ち寄る。出されたお茶とお菓子を頂きながら、館長から色々な話を伺う。大窪寺は結願の寺らしく境内は広く本堂などの堂宇も立派だった。大師堂は本堂から随分離れた所に建っていた。参拝後奥の院に行場があると聞いたので山を登って行ったが落石危険の為、行場へ行く道は通行止めとなっていた。(奥の院の記事は明日UP予定)。(写真の上でクリックすると拡大されます)

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①大窪寺の山門は二つある。こちらの山門は平成2年(1990年)に完成した西側から入る重層の仁王門。(説明文は(フリー百科辞典「Wikipedia」公式HPより引用)

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②上の仁王門に鎮座している金剛力士像。(合成写真)

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③鐘楼。

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④境内の風景3枚。①そそり立つ胎蔵ヶ峰を借景にした本堂。②手水舎。③石段の上に建っていたお堂。

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⑤もう一つの山門。南側から石段を上がった所にある二天門(楼門)。(説明文はフリー百科辞典「Wikipedia」公式HPより引用)

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⑥二天門(楼門)からみる本堂などの堂宇。

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⑦大窪寺の本堂。ご本尊は弘法大師作と伝えられている坐像3尺の薬師如来。本堂は礼堂、中殿、奥殿(多宝塔)から成っている。

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⑧大師堂。

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⑨境内の写真4枚。①万体弘法大師像。②弘法大師の幼小時代「真魚」像。③結願修行大師像。④本堂に掲げられていた「霊場結願所」の額。(合成写真)。

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⑩四国お遍路の水彩画「第88番大窪寺の仁王門・本堂」(安藤翠峰氏画)(合成写真)

大窪寺:真言宗大覚寺派。本尊は薬師如来。 寺伝によれば元正天皇のころ、行基菩薩がこの地に留錫し、弘法大師が唐から帰国してより、現在の奥ノ院の岩窟で求聞持の法を修し、大きな窪のかたわらに堂宇を建立して自刻の薬師如来を安置した。これが大窪寺のはじまりで、後に女人高野ともいわれ、参拝者で賑わったという。そそり立つ胎蔵ヶ峰を背景に本堂があり、礼堂・中殿・奥殿(二重多宝塔)からなり、ご本尊の薬師如来は奥殿に安置されている。薬壺のかわりにほら貝をもった尊容をされ、このほら貝ですべての厄難諸病をふきはらうといわれる。四国八十八箇所霊場の第八十八番札所であり、納経印は「結願所」となっている。(四国お遍路HPより引用)