Alchemy was completed!
Amebaでブログを始めよう!
明日は、明日はと言って見たところで、そんな明日はいつまで待っても来やしない。
今日はまた、またたく間(ま)に通り過ぎる。
過去こそ真(まこと)だ。
島崎藤村『夜明け前』第二部(下)
(緑 24-5)

自由と我儘(わがまま)との界(さかい)は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり。
福沢諭吉『学問のすゝめ』
(青 102-3)

なるほど、神はある種の快楽を禁じておいでになる。しかし、神と折り合いをつける道がないわけじゃありません。
モリエール『タルチュフ』
(赤 512-2)
由来、人間というものは、自分の姿が見えないので、得てして他人の心の中に理想の姿を持ちやすい。
シューマン『音楽と音楽家』
(青 502-1)
あまりにも安く手に入るものは、非常に低く評価される。すべて高価でありさえすれば、価値を持つことになる。
トーマス・ペイン『コモン・センス 他三篇』
 
熟慮を重ねることによってのみ、読まれたものは、真に読者のものとなる。食物は食べることによってではなく、消化によって我々を養うのである。
ショウペンハウエル『読書について 他』
前に行ったカフェでオーラの見える人に会って来た。

・おれのオーラは白と黄色
・白の人はこだわりが強く、正義感が強かったりする。一人で居たがる。
・職場は良い環境。目標とかを一ヶ月ごとなど細かく設定することで達成感が生まれるかも。
・実感が持てない期間が続いていたと思うが、これから良くなる。将来的に別のところにいくかもしれ ないが、まだ得るものがたくさんある。
・異性に関しては、発展を焦ったりするところがあると思うがその必要はない。
・年下でべたべたしたり、自分の問題を彼氏で埋めようとする子などではなく、年上の自立した女性が いい。同じような白いオーラの職人や何かを追求しているような女性がおすすめ。
・おれが理想の女性に出会うには時間がかかり、しばらくはそのような女性が現れないので、見定める 勉強をする時期にするといい。
・子どもたちに関しては、あまり細かい対応にこだわりすぎない方がいい。
 現実の中で生きているのだからいろいろあるし、こちらも人間なのだから。

30ちょっとくらいのかっこいい人。
おれの中にある葛藤とかをそのひとが整理してしゃべっているようだった。
そうしている間、目はずっと左上をみていた。

言われたことは全部わかっていたことのように感じる。
不思議。

なんで見えるんですか?ってきくと、
「ぼくは意識と外界の間に入ってくるものをみる。なんでかはわからないけど。」
昔から見えていえ、みんなそうだと思っていたといった。

おれは会ったときすごく手が震えた。この人に対人恐怖があるんだと思うけどどうだろうか。
これだけ見えりゃ、そりゃそうかもしれない。

おもしろかった。

 今日立ち読みした雑誌に「日本人の精神分析」ってタイトルがあって、そのなかで統合失調症に関してこう説明していた。
「周りに適応しようとする外的自己としたいことをしたい内的自己が人間にはある。そのバランスが崩れて内的自己が暴走した状態。」
心理学的投影的文学的説明。最近科学的すぎたからこっちも気持ちいい。

「日本人は統合失調症にかかっていると30年前に指摘したが、今それが正しかったと思う。」
だって。外的な要素に偏って、中身に目が向かない、または向くことへの価値が薄れているということだろうね。そう思う。そっちが良いという文化だと思う。
脳が不快を避けることをおれは歓迎しなかった。
不快を避けるための対象ではなく、純粋に快の対象としたいという考えがあった。

快感よりも不快を避けることを優先するのが自然なんだろ?

不快を避けるために対象を求めたっていい気がしてきた。
そのための不快感情だ。
不快感情をしっかりもてばいい。

ほんとは死ぬほど寂しいんだ。
「ときおり過度に競争心の激しい子どもとは正反対の子どもを見かける。そういう子どもは負けそうになっているプレイヤーのことを心配し、相手に運が巡ってくればよい、と自発的に願う。そうした子どもは勝つことに対して罪悪感を感じるようで、それほど競争の要素を含まないゲームでも、勝者、敗者のないゲームに変えてしまうのである。」 子どもと家族を援助する 訳 岩壁茂

勝つことへの罪悪感。自発的な他者への心配、配慮。
いまはわからないけど、おれにもあった症候。
環境からどう反応するかにも個人差はあるんだね。