うちの会社では、ケアベア(32年)、クリフォード(51年)、PPG(16年、)I SPY(日本ではミッケ。22年)、ストロベリーショートケーキ(37年)、およげたいやきくん!(39年。今年から)と長く愛されているキャラクターを意識的にプロデュースをしています。
長年愛されているキャラクターには、何らかの特徴がある。
一過性で終わらない、メッセージ、作者の長く愛して欲しいという意思、どの時代にも受け入れられるコンセプトやアートワーク、そして、長く愛してもらえる環境を作る周りのスタッフや人間関係。
例えばそれが継続的な出版であったり、アニメのオンエアであったり、継続的な商品化であったり。
今回キキ&ララ×ケアベア展をプロデュースしました。
両作品ともに長く愛され、作り手の想いや、開発当時以降受け継がれているもの、それを受けているファンの方の想いに接することが出来ています。ケアベアは携わって今年で8年目なので、いろいろと蓄積するものがありますが、リトルツインスターズはファンの方のほうが想い出を持っていますね。
これはどうにも埋められないものです。なので、今回の展示では、その作品性をより感じていただきたく、そして、その想い出から、テンションもあがり、元気が出るくらいのものにしたいという思いでコーナーを企画しました。
ケアベアも今までに見たことのないアート、商品の展示をしていており、今までご覧いただいたものではない新しい魅力を伝えたいと思っています。
今回、両キャラクターのコラボをするの当たって、2年越しのプロジェクトになりました。
このプロジェクトを始めた両社は、キキ&ララとケアベアの出会いのように出会うことが自然な流れであったような協力体制で進められてきました。
サンリオ社のもの作りのスタンスとアメリカン・グリーティングスのスタンスが近かったこともあると思っています。
以前、ケアベアの開発時にいた方のインタビューをした事があるのですが、「ケアベアは、コンセプトが伝われば、その時々でアートが変わってもいいと思っている」と話していました。
今回展示しているキキ&ララのアートはまさしくその考えで、カラー、タッチ、ポーズなど、時代に受け入れられるアートの変遷が見いて取れます。
miffyなどそうではないキャラクターもありますが、長く愛されるキャラクターはそうやって各年代で受け入れられています。
個々のキャラクターの歴史とその商品を比較すると日米の子供たちにも「かわいさ」「メッセージ」など共通点が見えてきました。
アートを制作するにあたっても、「虹」「星」「雲」「仲間」「友達」「協力」など様々な共通点がありました。コラボストーリーをご覧いただくと単なるアートのコラボではなく、「本質的なコンセプトのコラボ」として見ていただけると思います。
もし複数回足を運んでいただけるようでしたらいろんな角度から見ていただくとまた違った楽しみが出来るかもしれません。
4月21日まで渋谷パルコ3F パルコミュージアムで開催しておりますので、ぜひ渋谷に来られる際には足をお運びください。
キキ&ララ×ケアベア展(PARCO ART)



