2013年5月頃。
当時の私は外資系生命保険会社の外交員として勤務していました。
外資系であるため、収入は歩合制で、苦しい時も多かったですが、自分の意志で飛び込んだ業界でしたし、やり甲斐を持って働いていました。
そんな折、当時交際していた彼女との間に子供を授かったことで、私の人生が大きく変わりました。
彼女と結婚するため、相手の両親に挨拶し、結婚の許可をもらい、残すは私の両親への挨拶だけでした。
しかし、私の両親が結婚へ反対。理由は当時の私の収入でした。完全歩合制の中で、収入が無い月は手取りで9万円程度。その収入で家族を養える訳がないとのこと。
確かにもっともな意見でしたが、仕事への情熱も持っていたし、やり甲斐と手応えも感じつつあったため、両親を説得しようと試みました。
しかしながら、結果的に、固定給のもらえる企業への転職が結婚への条件となりました。
ここで私は人生において大きな挫折を経験することに。
当時の彼女はツワリがひどかったものの、私の両親の許可が下りていないこともあり、彼女の勤務先に妊娠のことを伝えることができない状況でした。
そのため、転職先を早急に決定し、正式に結婚を決め、彼女の勤務先に妊娠の事実を開示させることを急いでいました。
そんな折、父のコネで紹介された企業に入社することが決まりました。
まったく興味のない業界で、会社自体にも業務自体にも魅力はありませんでしたが、彼女の体調とお腹の子供の健康を最優先に考えた結果、入社を決めました。
晴れて、私の両親も結婚に納得してくれ、両家の顔合わせも終わり、結婚するに至りました。
その後、生命保険会社を退職するにあたり、既契約者への説明とお詫びを行い、私は多くの友人と信頼を失うことになりました。
しかし、背に腹は変えられず、泣く泣く転職することになりました。