濃厚 | わか流

濃厚

タイトル通りの初仕事でした。



容赦なく飛び交う業界用語、理不尽と言っては語弊がありますが妥協を許さない仕事っぷり。



足手まといにならないようにするのが精一杯でした。てかなってました。



まだまだ頭が悪いです。知識も足りません。



一番大切だと思ったのは人付き合いでした。



先輩記者は一度会った人はだいたい覚えています。どんどん心の中に踏み込んでいきます。



一番不安なのはそこです。どこまで踏み込めるか。難しいのは、やりすぎて嫌な思いをするのは取材を受けてる側ということ。



放送が終わるまでの一連の流れもスムーズに回せるか不安でなりません。



こんな状況なので一日も早く戦力になりたい。その気持ちでいっぱいです。



今回は宮古市に行きました。津波の被害を受けた地域に行くのは初めてでした。



ひどい状況とは知っていました。しかし映像で見るのと現実は当然ながら違いました。違いすぎました。



商店街に何隻も転がる船、家の下にめり込む車、小学校の外に落ちていた卒業アルバム…



雪のように積み重なる瓦礫の山、何をするでもなく集まる住民。



高台から見下ろすとそこは巨大なゴミ捨て場のようで街があったことなど想像できません。



ひどいの一言では足りなすぎます。言葉を失うとはこのことかと思い知らされました。



そこにあった生活が伝わってきて、人がそのモノに託した想いが想像され、全てを奪われた人の気持ちが思いやられ…



言葉が全く出ず、代わりに涙が出ました。



本当に無力です。どうすることもできません。かけるべき言葉が見つかりません。



それでも伝えなければなりません。話をきかなければなりません。



避難している人に配られたパンは一人ひとつでした。その日は2食分が確保できたという話だったのですが…



買い占めとかやってる場合じゃありません。本当に。



そのためにも伝えなければなりません。がんばってる人がいることを。協力者を増やすために!



とりあえず明日つくばに帰り、みんなに伝えたいと思います。



では!