Brillia Tower KAWASAKI  建装工業 第13回クリエイティブリフォーム賞を受賞致しました。

評価のポイントは、建設DX、いわゆるデジタルトランスフォーメーションによる建設現場での働き方改革とSDGsに向けた取り組みを積極的に行い、現場の生産性向上を推し進めた点です。具体的には、iPlotを使用して外壁劣化状況の調査を行いました。また、施工物件が超高層マンションであることから、ウエアラブルカメラを実装して、リアルタイムによるリモート対応を行いました。物件への入退場管理には、マンションで導入されているICカードによる入退館システムを活用し、セキュリティーの向上と入退館管理の徹底を行いました。このほか、大規模修繕工事そのものが「SDGs」に寄与する事業ということを見つめなおし、現場でできるSDGsの取り組みとして、共聴設備を利用したTV、パソコンやスマートフォン、そして館内に設置したデジタルサイネージなどによる情報発信システム「KENSOメディア」を活用することで、現場のペーパーレス化を進めました。さらに、「見られる現場」から「見せる現場」へと変えていきたいという思いから、外部との仮囲いに「SDGs」の啓発を目的に、「地球のことを考える現場シート」を作成しました。シートには、地球のことを考える質問を季節ごとに掲示し、通行される方へ、持続可能な社会の実現へ向けての思いを伝えました。こうした、未来を見据えた様々な建設DXへの取り組みを評価して頂き、今回の受賞という栄誉に輝きました。