おはようございます(^O^)

 

今回は、ふらつきや体のだるさについてです。治療していて、体のだるさやふらつきがある人には、首の凝りがある人が多いです。なぜ体のだるさやふらつきが首の凝りと関係しているのかというのを考えてみたいと思います。

 

人は体の傾きや自分体の位置などをどの様に把握しているかというと、筋肉の中に筋紡錘(きんぼうすい)という繊維の塊があり、この塊の中に筋肉の長さや収縮具合を感じ取る神経が付いています。この筋紡錘がセンサーの役割をして筋肉の伸び具合を伝えることで関節の位置や姿勢を調整する情報を送っています。

加えて目で見える情報なども伝わり自分がどの位置にいるかを判断して姿勢を維持しています。

頭にはまず目がついていてそれを首の骨や首の後面の筋肉で支えています。人間は二足歩行ですので、立っていても頭の位置がずれて目の位置がずれると立ちにくいですよね?それだけ頭の位置や目からの情報がとっても大事になってきます。

↑めっちゃ大事な事前説明↑

 

<ここからが話の肝です>(笑)↓

さっき話した筋紡錘というのがセンサーがあって、姿勢の調整には大事な働きをしますよ、という説明をしましたが、首の後面の筋肉にはこの筋紡錘がまわりの筋肉に比べると圧倒に多いです。お尻の筋肉1gに7個程度なのにたいして首の後ろの筋肉には1グラムの中に36個以上のセンサーがあるそうです。

 

 

首の後面の筋肉が凝ってこのセンサーが興奮しすぎたり、上手く働かないと姿勢を調整するための情報が上手く伝わりません。そうすると体が動かしにくいや重だるい、ふらつくといった症状が起こってしまいます。

 

実際健康な人を椅子に座らせた状態で首のみに1分間振動を与え続けてから立ち上がってもらうと振動を与えていないときより体のふらつきや動揺が大きくなったというう実験もあるそうです。

 

ポイントをまとめると、首の後ろの筋肉にはたくさん姿勢を調整するために必要な情報を集めるセンサーがたくさん付いています。だからそこが凝ったり筋緊張があると体全体がだるいと感じたりふらつきが起こったりします。

だから、首や肩の緊張、特に後頭部から首にかけての緊張をとっていくと体全体が楽になっていきますよ。

 

当院は首や関節をバキバキ鳴らして矯正するような手技はせず優しい鍼と痛くない丁寧な手技で首回りの緊張をとっています。是非体験してくださいね。

 

健針灸院

兵庫県三木市大塚1丁目1−26

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