
蛭ヶ野高原には今もギフチョウは生息しているが採集は禁止されている。
この採集個体は東海北陸自動車道の延長により分水嶺としての湿原が埋め立てられて、生息地そのものが無くなり、今は高速道路が整備されている。
当時からそんなに多くの個体がいる産地ではなかったのだが、発生時期は5月中旬前後と蛭ヶ野高原で発生している産地と比べても、やや早い産地だった。
この個体は遺伝異常型と言われているマルギフと呼ばれているフォームになる。
ちなみにこの年に、この地で採集された個体の中にマルギフが混じったとの話しがあるので、異常型が発生した年はその後また採集されたりする確率が高くなる傾向があると思う。