水羊かん | 小野寺昭憲オフィシャルブログ - 破壊と創造の記録 -

水羊かん

 さて今夜は福井のスイーツをお届けします。ご存知、福井の冬の風物詩・水羊かんであります。


 福井では冬場こそ水羊かんの季節であり、コンビニやスーパーでも大々的に売り出されます(夏場は売ってません)。コタツに入って家族で水羊かんを食べるひと時こそ、福井人の冬の楽しみなのです。これは常識です。


小野寺昭憲オフィシャルブログ - 破壊と創造の記録 --江川の水羊かん


 一口に水羊かんと云っても種類があります。今回は私、メーカー別に三種類を食べ比べてみました。まず上の画像は、福井では最も名の知れている「えがわの水羊かん」 です。第22回全国菓子大博覧会にて名誉総裁賞を受賞しております。江川のは特に黒餡と黒砂糖が絶妙に配合されており、甘ったる過ぎず、実に後味の良い上品な美味しさです。


小野寺昭憲オフィシャルブログ - 破壊と創造の記録 --久保田の水羊かん


 対する上の画像は「久保田の水羊かん」 です。こちらは第21回全国菓子大博覧会にて名誉大賞を受賞しております。江川に比べると若干久保田はアッサリしています。ツルッと喉越し爽やか、何切れでも食べれます。江川と箱のデザインや配色が似ているのでよく間違えます。


小野寺昭憲オフィシャルブログ - 破壊と創造の記録 --べにかの水羊かん


 そして最後に、上の画像は「べにかの水羊かん」です。第24回全国菓子博覧会にて名誉総裁賞を受賞しております。こちらはさらにアッサリしています。どちらかと云うと全体的に味が薄めで、水っぽい印象──黒砂糖が少なめなのかも知れません。


 まだ他にも数店舗メーカーがありますが、今回は上記ビッグ3を食べ比べてみました。それぞれ和菓子のオリンピックと呼ばれる全国菓子博覧会にて最高賞を受賞している品ですので、あとは食べる人の好みでしょう。ちなみに私は江川が好きです。


 最後に一つ、これら水羊かんは保存料無添加ゆえに日持ちはしません。寒天がまだ固まらぬうちに紙製の箱に直に流し込んで作られているので、2日ほど経つと箱の四方から汁が染み出してきてブヨブヨになる仕組みです。最近ではプラスチック製の箱のものも出てきているようですが、箱がブヨブヨにならないうちに添えられた木べらで喰らうのが私が決めた水羊かん本来のルールです。