天長節にふるさと想ふ - 「雪の花」第4回制作会議 | 小野寺昭憲オフィシャルブログ - 破壊と創造の記録 -

天長節にふるさと想ふ - 「雪の花」第4回制作会議


小野寺昭憲オフィシャルブログ - 破壊と創造の記録 --福井テレビ東京支社にて


 本日はインタビュー収録のため銀座にある福井テレビ 東京支社に行って来ました。先月の福井新聞 に引き続き、今度は福井テレビまでもが番組内で“小野寺特集”を組んでくれるそうです。(※放送は正月ということですので、正式な日時が決まったら後日お知らせします。)


 面白いことに、フジテレビ系列である福井テレビの番組の為にテレビ朝日系列であるブロスタTVが素材を提供するなど、もはや局のしがらみを越えたネットワークで「雪の花」は走り始めています。


 思えば「雪の花」の監督に就任してからというもの、不思議と故郷・福井に強烈なシンパシーを感じます。第3回Yahoo! JAPAN文学賞 は今年の春には既に受賞作が発表されていたのですが、まさかその受賞作「雪の花」が福井を舞台にした小説であり、それを福井出身の私が映像化することになるとは夢にも思いませんでした。これは偶然ではなくもはや必然としか思えません。


 確かに、原作の舞台は福井ですが実際のロケ地は福井ではないかも知れません。しかしそれでも、原作の深層に流れる故郷の息吹が私の心に未だかつて経験したことのない猛烈な情熱の炎を焚きつけてやみません。どうぞ笑って下さい。己惚れかも知れませんが、今や「雪の花」は私に撮られんが為にここまでお膳立てされた作品だとしか思えません。この私以外に、この作品を映像化できる監督は存在するでしょうか。私は知っているのです。あの福井の雪の冷たさを。荒れ狂う真冬の日本海の怒濤の如き唸りを。打ち砕ける波しぶきの中に聳え立つ絶壁の越前海岸を。寒風吹きすさぶ断崖に一心不乱に咲き乱れる越前水仙の群れを!


 インタビューの興奮冷めやらぬまま銀座を後にして六本木、「雪の花」第4回制作会議に出席しました。本日は遂に決定したキャメラマンの大沢佳子さんと初対面です。大沢さんは大ヒット作「ウォーターボーイズ」でキャメラオペレーターを務めるなど、映画、テレビ、フィルムからデジタルまで精通されたベテランの女流キャメラマンなのです。


 キャメラマンは画づくりの肝心要であり、監督のイメージを最も理解していなければならず、且つ最も信頼関係が求められる重要なポジションです。或る程度の技術レベルがあれば後は監督との相性だとも云われるだけに、大沢さんとはこれから度重なる打ち合わせを経て、信頼関係とイメージの共有を目指していこうと思います。


 晴れやかな天気、晴れやかな心。本日は天長節でした。今上陛下、謹んで御誕生日、御慶び申し上げます。