「うるまでるび ア・ラ・カルト」
本日はご招待を受け、ブリリアショートショートシアターに行って来ました。シアターでは今月16日から31日まで、うるまでるび
作品史上初の劇場公開という「うるまでるび ア・ラ・カルト」
が開催されていますが、本日はうるまでるびさんご両名が来場され解説付きで作品を上映されるということで、勉強がてら伺いました。
2006年、経済産業省から天才プログラマー/スーパークリエイタの称号を与えられた(参照記事 )うるまでるび。ご存知うるまさんとでるびさんのご夫婦ユニットです。昨年爆発的ヒットを飛ばした「おしりかじり虫」が有名ですが、その他にも400本以上のショートアニメを制作されています。本日はその中から数十作品を厳選しての上映でしたが、すべての作品に一貫して云えることは、鮮やかな原色を配した独特の映像に踊る愛くるしいキャラクターたちが、観る者の心に理屈抜きでダイレクトに迫ってくるということです。作品は数あれど、どの作品もそうです。強烈な個性が視点を釘付けにします。
私はジブリ作品を筆頭にアニメが好きでよく観ますが、いわゆる普通のアニメというものは、実写と同じく展開されていくドラマを魅せるものです。しかしうるまでるび作品というものは長編ではありません。長くて数分、短くて10秒程度のショートショートであり、ストーリーもあるのかないのか分からないくらい単純明快、セリフも無い作品が多いです。だからこそ我々観客は登場キャラに感情移入するのではなく、ただの傍観者として、淡々とその行動を見守るのみなのです。言わば“観客を突き放す残酷さ”を備えたのがうるまでるび作品の特色であり、それが作品全部を圧倒的にシュールな世界観で覆い尽くしています。子供から大人まで、否、寧ろ大人こそ楽しんでしまう、それがうるまでるびの世界なのです。
シアターでは大晦日まで作品を上映中です。お時間のある方は是非観てみて下さい。最後に、伝説的TV番組「ウゴウゴルーガ」から、アヌシー国際映画祭(フランス)やドレスデン国際短編映画祭(ドイツ)でも喝采を浴びたうるまでるび作品「しかと」をご紹介します。YouTubeでどうぞ↓
