機動戦士ガンダム MS戦線0079 GUNDAM 30th ANNIVERSARY COLLECTION機動戦士ガンダム MS戦線0079 GUNDAM 30th ANNIVERSARY COLLECTION
バンダイ
Nintendo Wii Video Game
発売日 2009-12-17



コクピット視点のガンダムゲームで、時代設定は一年戦争中です。


ゲームの戦闘システムは、照準をWiiリモコンで合わせて射撃というのが、いい具合にMS戦闘にマッチしています。


弾数設定とバレルヒートがあるので、無闇に連射すると射撃ができなくなったり、補給が必要になったりするので、考えながら戦わなくてはいけません。


ビームサーベル等を用いた接近戦切り替えも迅速かつ、それらしい表現(自機がザクの場合、ちゃんとヒートホークを構えているのが見える)で雰囲気を出しています。


この接近戦闘は、与えるダメージが大きく序盤はコレに頼ってしまいますが、敵が多いステージの場合、一機切り捨ててる間に集中砲火を浴びてしまうので、中盤以降頼りすぎると痛い目に遭います。


また、スナイプモードという設定があり、スコープをセットすると移動できなくなる代わりにヘッドッショットが出来るようになります。


敵MSの頭部に直撃(中には、どこが頭部なのか不明瞭なMSもいますが)させれば一撃で撃破となります。この時当たったのが腕なら腕破壊、破壊した方の武器使用不可。足なら脚部損傷で敵機動力低下。などの現象が引き起こせます。


シナリオは連邦軍、ジオン軍それぞれの小隊を追っていく形で、一年戦争の時期に合わせて、コントを交えた形で状況説明をしてくれます。この他にエースパイロットのシナリオがありますが、これはステージが短くオマケと割り切っていいです。


MSは一年戦争期の物は一通り使えますが、条件がある物もあります。MAは使えません。またMSのカラー変更が出来ますが、色を変えられる部分の組合せは予め決まっています。もう少し部分別に変えられると嬉しかったですね。


レビューがなかったので、説明に大分費やしましたが、戦闘におけるストレスは少なく、慣れると通常射撃とヘッドショット、そして格闘を使い分け、小気味よく戦えます。


登場人物は戦争してる割に軽めですが、「この作戦は、この時期なんだ」とちゃんと一年戦争を捉えているのは、個人的には好感が持てました。


敵の出現と遭遇にも、不自然さがなく、素早く登場、交戦となるので、無駄にウロウロさせられた挙げ句、何もない空から敵機が落ちてきて、一瞬硬直してから動き始めると言ったゲームから醒めるような事もありません。


操作面で悪い部分を強いて言うなら、高低差のある足場を登るのにコツがいることでしょうか。


Wiiを持っていって一年戦争が好きなら、買って損はしない作品だと思います。

追伸 WiiはVGA(640×480)出力できますが、当作は対応していません。
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