肝機能、異常になっていませんか?
肝臓は「沈黙の臓器」。
状態がかなり悪化するまで自覚症状がほとんどありません。
肝機能が異常だと、なにが問題なの?
ほうっておくと肝臓の病気を発症し、死に至る可能性もあります。
肝臓の病気には脂肪肝が原因となるアルコール性肝炎と非アルコール性肝炎があり、どちらも進行すると、肝硬変や肝がんを発症します。一方、現在、肝炎の最大の原因はB型・C型肝炎ウイルスによるものであるため、検査で感染の有無を調べることも大切です。
どうして肝機能が異常になるの?
主にお酒の飲みすぎと、生活習慣の乱れ、運動不足が原因です。
ウイルス性以外の肝機能異常の主な原因は過度の飲酒によるもの(アルコール性肝炎)と、食べ過ぎや運動不足、肥満によるもの(非アルコール性肝炎)があります。また、低栄養でも肝臓に負担がかかり、脂肪肝を発症することがあります。
早期であれば、アルコール量のコントロールや生活習慣の改善で、重症化を防いだり、治すこともできます。
肝機能異常の改善のために
・お酒は適量を心がけ、週に1日以上、休肝日をつくる
・動物性脂肪の食べ物は肝臓に溜まりやすいので控える
・米やパン、麺類などの炭水化物ばかり食べず、魚や大豆などのたんぱく質や野菜・果物もしっかり食べる
・甘いドリンクは控えめに
・食べ過ぎは肥満のもと。腹八分目を心がける
・毎日歩く時間を10分増やすなど、無理のない範囲で体を動かす時間を増やす
・ダイエット効果や血流をよくする効果があるラジオ体操を毎日やる
食事と生活習慣の見直しは健康管理の基本ですね
一緒に頑張りましょう
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