2月に奄美大島でレンタカーを借りて島内をドライブしている時に、力士の看板写真が目に入った。

この島出身の明生関を応援する“キバレ!明生関”の看板だ。


大相撲立浪部屋の「明生」は奄美大島出身の力士。


旅行から戻ると3月には春場所が始まるなぁ。

この1、2年は相撲がとても面白い。幕内では大きい力士と小さい力士が入り乱れ、立ち会いから勝負がつくまで迫力ある相撲が続いていて、毎場所優勝争いが最後までもつれる。スター不在の真逆で、どの力士もスターといえる。毎日が好取り組みの連続だ。



生で大相撲観たいなぁ!

でも春場所は大阪だし、最近の相撲人気でチケットの入手がとても困難だ。


フォートマイヤーズでの吉田正尚選手のスプリングトレーニング応援は去年、今年と出来なかった。

それでは、東京ドームでWBC観戦というのも選択肢の一つだけど。

今年は4月にオオタニサンはトロントに来るし、レッドソックスvsブルージェイズ戦は行くつもりだからあえて東京で野球観戦する事もないな。



それより、せっかく日本にいるのだから日本でしか観られないものが観たいよね。


“じゃあ、もう一度歌舞伎かな”

二人の意見が一致した。


三月大歌舞伎

「三人吉三巴白波」(夜の部)が面白そうだ。今回は花道が正面から見える3階の東側の席にした。


4時半開演なので、少し早めに東銀座に行って、歌舞伎座裏の「FEELSEEN」に寄っていく。

村松恭子さんが店を切り盛りしていて、現在開催中の3階の真珠のアクセサリー展示会を案内してくださった。



日本舞踊の稽古場をそのまま保存した3階のフロアー


この「FEELSEEN」の4階建ての建物は以前は日本舞踊のお稽古場であったところ。ちなみに恭子さんと夫の村松孝尚氏はその日本舞踊の稽古場の木の床を大切にそのまま保存し残していて、4階はアートギャラリーとして絵画や様々なアーティストの紹介に腐心している。


これから歌舞伎座に芝居観劇に行くと言うと、恭子さんが、“現在若手の歌舞伎俳優として人気の中村莟玉さんが子供の頃、ここで舞踊を習いそれが縁で歌舞伎の世界に入った”というとても興味深いショートストーリーを話してくれた。

時間が迫ってきたので、私たちは歌舞伎座へ。

最初の演目は
壽春鳳凰祭(いわうはるこびきのにぎわい)

私達が観劇したのは10日(火)であったが、舞台の役者さんの立ち振る舞いと衣装は、あたかも先週の3月3日桃の節句の雛人形🎎の、お内裏さま、お雛様、三人官女や右大臣と左大臣そして五人囃子のお人形さん達が生を受けて、そのまま雛壇から一斉に降りてきたような、平安朝の艶やかさに固唾を飲んで見惚れてしまった。


英語版パンフレット


2月の昼の部とは違い、外人観光客が目立った客席のお客さん。
ワンダフル!
ビュテイフル!
の声を掛けたくなったに違いない。そこは、しっかりと観劇マナーを守って楽しまれていた。


次なる演目は

三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)


第一幕の、節分の夜に大川端で百両という大金を奪い取ったお嬢吉三が“こいつぁ春から縁起がいいわぇ”のお馴染みの台詞を言う第一幕から、雪が降りしきる本郷の火の見櫓を背景としての終幕まで四幕七場の随所で、歌舞伎の裏方の大道具や小道具、廻り舞台などを楽しめた。


そして、終幕はお嬢吉三、お坊吉三、和尚吉三が立ち回る中、捕手の見事なトンボに拍手👏。


因果応報と盗賊三人吉三の義兄弟の絆を描いた河竹黙阿弥の通し狂言。


歌舞伎は面白い‼️


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