転職20回の男が見た本当の仕事ー回想録ー

転職20回の男が見た本当の仕事ー回想録ー

転職戦績20戦1勝(1KO)19敗。
社畜として消耗し続けた日々。
それでも最後に、ひっくり返した。

「このままで終わるのか」と感じている人へ。
現実にもがいた元社畜の、起死回生の記録。

Kindleにて全17冊公開中。


信頼で人を引き寄せる
紹介が自然と連鎖する関係性を大切に

知識の共有
映画・心理学・健康法・易学などを軸に発信

笑いと洞察
軽やかさの中に、本質を添える言葉

独自の健康観
流されず、自分の身体と向き合う姿勢

覚悟と行動
困難な局面でも冷静に判断し、前へ進む

観察力と感性
本質を見抜き、心が動く瞬間を大切に

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(Kindleにて回想録17冊発売中/ペーパーバック・英訳版あり)

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夢見る理想郷に浸れる本: 二十四節気編

 

 

都市の喧騒と、絶え間なく流れ込む情報の中で、いつの間にか自分の感覚を見失ってしまうことがある。

 

本シリーズ『夢見る理想郷』は、二十四節気という自然のリズムに身を委ねることで、生活と心を静かに再び編み直していくための試みである。

 

春は目覚めの季節。


夏は動きの季節。


秋は実りの季節。


冬は内省の季節。

 

それは単なる季節の移ろいではなく、人の生き方そのものが持つ循環の地図でもある。

 

自然の周期に自らを重ねていくと、思考と日常は少しずつ整い始める。

 

無理に進む必要はない。


流されすぎる必要もない。


ただ、自分の感覚に正直であればいい。

 

小さな気づきの積み重ねが、やがて静かな形で人生の輪郭を変えていく。

 

これは大きな革命ではない。

 

けれど確かに、何かが静かに変わり始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英文翻訳版同時発売

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第八章・無意識の眉間の縦皺、舌打ち、溜息連発

 

舌打ちや溜息は、ただの癖として片づけられがちである。


しかし職場では、それ以上の意味を持つことが少なくない。

 

言葉にしないまま、感情だけを周囲へ放つ行為だからだ。

 

 ■何が問題なのか

 

舌打ちや溜息には、しばしば次の感情がにじむ。

 

・イライラしている
・不満がある
・誰かを責めたい
・面倒くさい
・自分ばかり損をしている

 

本人が「無意識だった」「癖だ」と言っても、受け取る側には小さな威圧や拒絶のサインとして届きやすい。

 

■職場で起こる悪影響

 

① 空気が一瞬で重くなる


たった一度の舌打ちで、その場の緊張感は一気に高まる。

 

② 周囲が不要に萎縮する


若い人や気を遣う人ほど、「何か悪かっただろうか」と自分を責めやすい。

 

③ 集中力が削られる


業務と関係のない感情ノイズが、全員の思考を乱す。

 

④ 負の連鎖が起きる


機嫌の悪さは、驚くほど周囲へ伝染する。

■昭和気質との関係

 

かつての職場には、こんな空気もあった。

 

・不機嫌な人ほど怖い人
・怖い人ほど力がある人
・周囲が機嫌を読むのが当たり前
・感情管理より我慢が美徳

 

 その結果、機嫌の悪さが“権威”として通用してしまう場面もあった。

 

しかし今は違う。

 

感情を撒き散らさない人。


空気を荒らさず、落ち着いて対話できる人。

 

そういう人こそ、成熟した人として評価される時代になっている。

 

■実体験として忘れられない光景

 

平成10年、あるハウスメーカーに入社したときの上司が忘れられない。

 

眉間には深く刻まれた縦皺。


まるで自分を渋いアクション俳優だと思っているかのような険しい表情だった。

 

そして、何かあれば舌打ち。

 

ペンを落としただけで、社内に響き渡る「チェッ!!」

 

その瞬間、空気が変わる。


数秒前まで動いていた職場全体が、どこか淀んでいく。

 

嘘だと思う人は、静かな部屋で一度試してみるといい。


たった一つの音で、場の温度は変わる。

さらにその上司は、溜息も連発していた。


気づけば周囲まで、つられて深く息を吐いている。

 

まさに、感情の公害だった。

 

■その後に起きたこと

 

結論から言えば、その会社は入社一年手前で退職した。

 

そして後に、約9か月後に破産宣告となった。

 

もちろん原因が舌打ち一つだったわけではない。


だが、空気の悪い会社には、空気が悪くなる理由がある。

 

■本質

 

何も言っていない。

 

だが、舌打ちと溜息だけで職場全体に命令している人がいる。

 

声を荒げる人より、無意識に空気を汚す人の方が厄介なこともある。

 

組織は、数字だけでは壊れない。


日々の空気の積み重ねでも壊れていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペットロスに寄り添う本: あの子を忘れないということ

 

 

街の片隅で出会った、名もなき一匹の犬。


その日から、すべてが変わった。

 

捨てられても、戻ってきた。


何も食べずに、それでも――帰ってきた。

 

ただ一つの想いで。


「一緒にいたい」

 

言葉はなくても、伝わるものがある。


それは、忠誠か。友情か。


それとも――愛か。

 

やがて訪れる、別れの瞬間。


最後に残されたのは、ひとつのボールと、消えない記憶。

 

これは、一匹の犬が教えてくれたと命の、本当の絆の物語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英文翻訳版

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第七章:偉そうに、挨拶しても会釈だけ

 

 

挨拶は、ほんの数秒のやり取りである。


だが、その数秒の中に、人柄や組織文化は驚くほど表れる。

 

会釈そのものは礼儀であり、悪いことではない。


静かに頭を下げる挨拶にも、十分な品はある。

 

しかし、そこに違和感が残る場面がある。

 

■何が引っかかるのか

 

たとえば、

 

・こちらは声を出して挨拶している
・相手は目線も浅く、軽くうなずくだけ
・返すというより、流すような反応
・どこか「してやっている感」がある
・立場の差だけが伝わってくる

こうなると、形式として挨拶は成立していても、敬意のやり取りにはなっていない。

 

■昭和気質に残りやすい背景

 

こうした態度には、古い価値観が影響していることもある。

 

・目下が先に挨拶するもの
・上の立場は無口でもよい
・愛想よくしすぎると威厳が下がる
・偉い人は気さくでなくても構わない

 

こうした感覚が残っていると、挨拶は“礼儀”ではなく、“序列確認”になってしまう。

 

 ■現代では評価が逆転している

 

今の時代に信頼されやすいのは、むしろ逆の人である。

 

・自分から先に挨拶できる人
・立場に関係なく丁寧な人
・明るく自然に返せる人
・感じのよさが安定している人

 

いまや、威圧感よりも感じのよさが価値になっている。

 

 ■小さな所作に出る本音

 

挨拶は返ってきた。


だが、言葉ではなく上下関係だけが返ってきた。

 

会釈は一秒。


違和感は一日残った。

 

そんな経験をした人は、少なくないはずである。

 

 ■職場の空気は挨拶でわかる

 

挨拶が雑な職場は、他の部分も雑になりやすい。

 

・感謝が少ない
・連携が弱い
・気遣いが続かない
・立場で態度が変わる

 

逆に、挨拶が自然な職場は、全体の空気も整っていることが多い。

 

■本質

 

挨拶は単なる習慣ではない。


相手をどう見ているかが、最も無防備に出る行動である。

 

たった一礼でも、そこに敬意があるか、序列があるかは伝わってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二十四節気編 第二十四章:大寒・凍てつく寒さの極りと蕗の花

 
 

大寒。

 

二十四節気の最後にして、寒さの極みにあたる頃。


自然の厳しさが、もっとも露わになる時期でもある。

 

どの集落でも、水道の凍結には気を抜けない。


除雪の入らぬ住居の周囲は、いつしか獣道だけが残される。

 

雪の上には、愛犬の足跡に混じり、見知らぬ痕跡が刻まれている。

 
おそらくは狐——その足取りからも、生き抜くための静かな闘いが伝わってくる。

 

そんな凍てつく日々の中でも、二月を前にすれば、ふとした場所にフキノトウの姿を見つけることがある。


凍った大地を押し上げるその小さな芽は、確かに次の季節の訪れを告げていた。

 

やがてドローンが訪れ、旬の寒鰤と牛蒡、金柑が届けられる。


鰤は煮付けにしていただく。深い味わいが、身体の奥まで染み渡る。

 

 厳しさに耐え続けたこの季節も、やがて節を分ける時を迎える。


玄関には、魔除けとしてヒイラギが飾られる。

 

静かに巡り続けた時は、ここでひとつの区切りを迎える。


そしてまた、新たな流れがはじまろうとしていた。

 

 厳しさに耐え続けたこの季節も、やがて節を分ける時を迎える。


玄関には、魔除けとしてヒイラギが飾られる。

 

静かに巡り続けた時は、ここでひとつの区切りを迎える。


そしてまた、新たな流れがはじまろうとしていた。

 

 

 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の方がマシと思える本: 上には上がある

 

 

通算転職20回。


20の職場を渡り歩いた。

 

転職戦績――


20戦1勝(1KO)19敗。

 

それでも、最後にひっくり返した元社畜。

 

営業トップ3社を経験。


会社経営も、社畜地獄も、全部くぐってきた。

 

綺麗事は書かない。


あるのは、実話だけ。

 

📚 Kindle回想録17冊発売中

 

一見、寡黙。


でも内側では、闘志がチリチリ燃えている🔥

 

負け続けたからこそ、見えた景色がある。


遠回りの数だけ、言葉に重みが宿る。

 

少し不器用で、でも真っ直ぐに。

 

今は、人生を言葉に変えながら――


挑戦する誰かの背中を、そっと押したいと思っている。

 

👉 同じように迷ったことがある人へ

 

 

 

 

 

 

 

 

英文翻訳版同時発売

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第六章:偉そうにちゃん付け、君呼び

 

 

呼び方は些細なことに見える。


だが実際には、その組織の空気や人間関係が最も表れやすい場所でもある。

 

「ちゃん付け」や「君呼び」も、本来それ自体が悪いわけではない。


親しみや信頼関係の中で自然に使われる場面もある。

 

しかし、そこに違和感が生まれるケースがある。

 

それは、敬意ではなく上下関係の確認として使われるときである。

 

■何が問題なのか

 

こうした呼び方が不快感を生むのは、単なる語尾の問題ではない。

 

・相手を一人前として扱っていない
・子どものように位置づけている
・距離感を一方的に縮めている
・呼ぶ側だけが気分よくなっている
・尊重よりも支配感がにじむ

 

つまり、愛称ではなく、見えにくい格付けの言葉になっている。

 

■昭和気質に残りやすい背景

 

こうした文化には、時代的な背景もある。

 

かつての職場では、

・家族的経営
・濃い先輩後輩文化
・あだ名で呼び合う風土
・プライバシーより馴れ合い優先

 

こうした空気が珍しくなかった。

 

そのため、本人に悪気なく続けている場合もある。

 

■なぜ今は違和感が強いのか

 

現代の職場では、重視される価値観が変わっている。

 

・対等性
・個人の尊厳
・適切な距離感
・ハラスメントへの感度

 

この変化の中で、昔は見過ごされていた呼び方が、今は違和感として認識されやすくなった。

 

■なぜ今は違和感が強いのか

 

現代の職場では、重視される価値観が変わっている。

 

・対等性
・個人の尊厳
・適切な距離感
・ハラスメントへの感度

この変化の中で、昔は見過ごされていた呼び方が、今は違和感として認識されやすくなった。

 

■呼び名に出る組織の正体

 

苗字ではなく、役職でもなく、敬称でもない。


その「ちゃん」や「君」に、相手を小さく扱う空気が混ざることがある。

 

親しさの仮面をかぶった序列は、ときに命令口調より露骨である。

 

 

■職場ごとに違う空気

 

呼称を見るだけでも、文化はかなり見えてくる。

 

・さん付けが基本の職場
・あだ名が自然な職場
・呼び捨てが常態化した職場
・ちゃん付けで上下を示す職場

 

同じ会社組織でも、空気はまるで違う。

 

 

■本質

 

言葉づかいは小さな習慣に見える。


だが、その小さな習慣にこそ、本音の人間関係がにじむ。

 

何と呼ぶかは、相手をどう見ているかの表明でもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

第二十三章・小寒:寒の入りと七草粥

 

 

小寒。

 

寒の入りを迎え、雪は日ごとにその量を増していく。


重く垂れこめた空の下、静かな時間が続く。

 

年始のごちそうで疲れた胃腸は、七草粥でやさしく整える。


古くからの習わしが、身体の巡りを静かに戻していく。

 

年末に叶わなかった隣接集落への挨拶へ、愛犬たちと向かう。

 

 迎えてくれた人々からは、正月の名残の品々を分けていただき、胸が満ちる。

 

帰宅後、そのお礼として薪をドローンに託し、そっと届ける。


言葉以上に、やりとりの温もりが残る。

 

小寒の頃から、妻の手編みがはじまる。


今年は愛猫や愛犬たちのために、毛糸のクッションを編んでいる。

 

ひと目ひと目に、静かな祈りが込められているようだった。

 

人も、動物も、無病息災であること。


それがどれほど尊いことかを、あらためて感じる時期でもある。

 

空を見上げれば、灰色の雲が低く広がる日が多い。


雪は、ときに困難の象徴でもある。

 

 

それでも——


この巡りの先に、次の季節が待っているからこそ、天地自然の流れは、どこまでも味わい深い。

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第五章:優しい人から辞めていく職場

 

 

優しい人から辞めていく職場がある。


これは一度きりの現象ではなく、複数の現場を経験する中で繰り返し現れる“構造”のようなものだった。

 

20回に及ぶ転職の中で、その光景は例外ではなく、むしろ一種の通過儀礼のように何度も目にしてきた。

 

 ■何が起きているのか

 

最初に離れていくのは、声を荒げる人ではない。


むしろ、次のような人たちである。

 

・相手の気持ちを先に考えてしまう人
・衝突を避ける傾向がある人
・理不尽を受け流してしまう人
・場の空気を壊さないことを優先する人

 

いわゆる「優しい人」から、静かにいなくなっていく。

 

 ■なぜ優しい人ほど先に去るのか

 

そこには、いくつかの構造的な理由がある。

 

① 消耗の蓄積
小さな違和感や負担を飲み込み続けることで、内側から疲弊していく。

② 正当な主張の難しさ
強く出る人が優先される環境では、声の小さい人ほど埋もれていく。

③ 回復より回避が選ばれる
争うより離れる方が早いと判断されやすい。

 

 ■残る人の構造

 

一方で残る人には、別の特徴がある。

 

・自己主張が強い
・環境への適応よりも支配を選ぶ
・違和感よりも継続を優先する

 

結果として、場の空気は徐々に変質していく。

 

 ■静かに起きる変化

 

優しい人が抜けたあと、職場には微妙な変化が残る。

 

・言葉が強くなる
・余白が減る
・対話より指示が増える
・安心感より緊張感が残る

 

それは一見、問題なく回っているように見えるが、内側では確実に質が変わっている。

 

■20回の転職で見えてきたもの

 

多くの職場を横断していく中で、ある共通点が見えてくる。

 

どの組織にも、必ず同じ流れがあるということ。

 

優しい人ほど、最初に静かに距離を取っていく。

 

そしてそれは偶然ではなく、環境の性質が引き起こしている現象に近い。

 

 ■本質

 

職場の成熟度は、残っている人の声の大きさでは測れない。

 

むしろ、どんな人が去っていったか。

 

そこに、その場の性質がはっきりと現れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第二十二章:冬至・陰の極りと除夜の鐘

 

 

冬至。

 

師走の中でも、最も日が短い頃。


陰は極まり、やがて次の巡りへと転じていく。

 

古来の風習に身を任せ、柚子湯に浸かり、かぼちゃをいただく。


静かなぬくもりが、内側へと沁みていく。

 

 スノードーム住居のテラスには、羽毛をふくらませたスズメが顔を見せる。


その小さな囀りは、どこか知らせのようにも響いた。

 

やがてドローンが訪れ、旬の鮪と黒豆が届けられる。


鮪は愛猫たちにも分け与え、皿を隅々まで舐めるその仕草に、静かな愛おしさが満ちる。

 

この日は、瞑想の時間をゆっくりと取る。

 

 一年を振り返り、そして来る年の流れに、そっと意識を向ける。

 

ささやかなクリスマス・イブ。


それは自らの誕生日でもあり、静かな祝福の時間となる。


グラスに注いだシャンパンが、やわらかな余韻を運んでくる。

 

やがて年の瀬。大晦日の夜は、映画に身を委ねる。

 

物語が終わる頃、遠くから響いてくるのは、除夜の鐘。

 

その一打ごとに、心の奥に積もったものがほどけていく。

 

気づけば、新しい年が訪れている。


山羊座にとって、静かに運が巡りはじめる時。