見渡す限り、建物が光り輝いている町、本当に都会化してしまった街で、ポツンと少し古臭い雰囲気のお店がある。

赤と茶色ののれんで、ピンス焼きと書いてある。

入ってみると少しばかり背の高く大人しめな青年と、まだ小学生ぐらいの活き活きしている子供が店番をしていた。

ピンス焼き、いわばベビーカステラ屋さんを営んでいる彼ら。

お店を入って僕をみるなり、

「あ!最近こっちにきたおにーちゃん!」
とにーちゃんが叫んだ。

なんで知ってるんだい?っと尋ねると、大学で見たとか。2回生らしい。

何とも昭和臭いお店の中で、ちょっとした雑談をして、何にするんだい?と尋ねてきた。

本来、屋台で売ってるものとは、300.500.1000円という基準だが、この店は最安値で800円からだ。

ケチな性格の僕はもちろん、最安値の800円を注文。

袋詰めしてもらってる時に、小学生のガキンチョが美味いよ!ここのピンス焼き!っと話すので、
のれんを見て、こういうちょっと昔っぽいものを食べたくなったんだよって言うと、また来てよ!って。

その帰り道、ガキンチョとにーちゃんが下宿のアパートを見たいと言い、付いてきたので、話をしながら帰る。

帰り道が分からなくなるぐらい都会で、迷い、日が暮れ出した。

やっとのことで家にたどり着き、アパートを見たので、帰すことに。

その時、2人の名前を聞いた。

フウミとケイタ。


実は僕、今、また風邪を引いてしまった。

と言うのも、大学で今、めちゃくちゃ風邪が蔓延してて、バイオテロを受けてしまったというわけだ。

いつも2.3時ぐらいまで起きてるんだが、昨日は12時には就寝。

するといつもうなされる夢とか追いかけられる夢とかしか見ないのに、今日は少しほっこりする夢を見たので、その一部を文字にしてみた。(笑)

最近の色んなことが夢に反映されていたんだ。

都市化した街は、きっと最近行った香港だろう。
そしてその中にある古臭い店というのは僕の好みだ。
アナログなものが好きな僕は、そういうものにいつも憧れる。

そして2人の少年。
これは現実世界の方ではあまり当てはまるタイプの子ではなかったのだが、こういう人付き合いが、僕は好きなのだ。
お店とか入り、無言でいるより、その場にいる人、その人と仲良くなり話をする。

僕の今でも生き甲斐だ✌️

フウミ、ケイタ、夢の中のひとだから、もう会う事もないかもしれない。

楽しかったな、とりあえず風邪治って、、笑