メダカとエビと水草が入っている水槽の掃除をした。
しばらく何もしていなかったため、水質が悪化し、砂の上には糞などが堆積し、藻がたくさん生え、水草はかなり増えてしまった。
その影響で、メダカは病気になり始め、エビの数は大幅に減少してしまった。
そこで、水槽の掃除をしたわけだが、水槽の中をガチャガチャとかき回し、水は濁り、エビやメダカは生死をかけて必死で逃げ回っていた。
水槽の環境を改善させて、さらに良い環境で生きてほしい目的で行っているのだが、それが伝わっていないので必死だ。
当然だ。
しかし、水槽がきれいになってしばらくすると、(主観だが)いきいきと泳いでいる。
あっ、ひょっとしてそういうことなのかな…。
と思った。
メダカは、強い個体が弱い個体を追い回すことがある。
弱い個体はそのうち体力が失われ死んでしまうものもいる。
そういう時は、水槽の中をかき回すと、数週間は強い個体は弱い個体を追い回すことなく平和に暮らしている。
しかし、しばらく経つとまた同じことが起きるので、同じことを繰り返す。
そういうことなのかもな…。
と思った。
しっかりと凌ぐ準備をしよう、備えよう。
また来るその先のすばらしい世界を迎えよう。
そう思った。